キリンビバレッジに措置命令 「100%メロン」実際は2%―消費者庁
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申し訳ないけど思わず、「セコい!」と口に出てしまった。
あれだけの技術力と資金力、優秀な開発員を有するフロントランナーが、こういう小手先の戦略設計に走るのは本当に残念としか言いようがないです。中小のアウトローなら話は分かりますが、キリンさんですよ…。日本の食品業界におけるモノづくりのプライドって、何処へ消えていってしまったのでしょうね。消費者庁がこうして多少なり機能していることが本当に幸いだと思います。
再現できるはずもない配合に香料主体で誤魔化す戦略よりも、ドーンとNFCを使うとか、HPPのストレート果汁を贅沢に使って本物の味を届ける形で商品単価をグッと引き上げるとか、そういう他には出来ない切り口で市場に切り込むことは出来なかったのでしょうかね。
勝手な個人の願望かもしれませんが、キリンさんレベルの企業にはそういう驚きを提供できるフロントランナーであって欲しいなとついつい期待してしまうんですよ。優秀な人材が集まってる大企業なんだから。小手先の表示・配合調整で消費者の目先眩ませて金儲け目論んで、結果看板傷つけるとか、ダサすぎますよ…。
ちなみに本記事の本題ではないのですが、濃縮還元の果汁100%表示に関しては実質生産者にとってのみ都合の良い制度と化していて、消費者の心理操作に簡単にかつ当たり前のように利用されている実態が横行しています。香料や糖液を大量に使っても100%表示できる。全消費者がそのカラクリを知るわけではないし、裏の原材料表示を見ない限り果汁以外のものが使用されていることを把握できないような表示制度は十分優良誤認に該当するのではないかと思うわけですよ。
これを機に、是非消費者庁には対応を考えていただきたい。ははぁ...果汁は100%だけどそのうちのメロンは2%だったと。
キリンビバレッジ
https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2022/0906_02.html#_ga=2.241892674.1357390270.1662456251-1809394968.1662456251
修正する(済み?)ようですね。
社内でGOが出たときはどういう解釈だったんでしょうか。(責めてるのでなく純粋に知りたい)
ところでこの手の表示問題は、いわゆるプラントベース食品などでも議論がありますね。
消費者庁 プラントベース食品等の表示に関するQ&A
https://www.caa.go.jp/notice/other/plant_based/
広告表現としては肉だと思わせた方が当然訴求力がありますが、消費者が誤解するようなオーバーな表現をするとやはりNGです。
あからさまに大豆と分かる従来の擬似肉ならまだしも、昨今流行りつつある極めて肉に近いフェイクミートなんかだと、広告には更に気を使うんじゃないかなーなどと考えていたところです。出てきたら真っ先に各社の広告をみてみたい。(「大豆です。」とストレートに書くだけかもしれませんけど)