「4%をやや上回る」米金利必要=クリーブランド連銀総裁
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景気が減速したりインフレが落ち着きを見せたりするたびにFRBが金融引き締めの手を緩め、インフレ期待が収まらず遂にボルカー議長が政策金利を20%まで引き上げることになったのが1970年代から80年代初めに至る前回のインフレ局面でした。その初期に米国にいて動きを見ていましたが、政策目標を金利から資金供給量に変えて政策金利を上がるに任せた政策転換の強烈さは今なお鮮明です。
金利のスタート台が当時よりずっと低いので20%は参考になりませんが、当時のことを思い起こせば、多少のことで利上げの手を緩めるわけに行かないという思いがパウエル議長をはじめFRBの面々にはあるんじゃないのかな・・・ インフレ期待に本格的に火が付くと、それを止めるのは容易でないというのが人生で何度かそれを目にした化石のオッサンの実感です (・・;