未来を担うZ世代と共に、日本のこれからを考える
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クラウドやSNSについてZ世代など世代を区切って議論されることが多いて思うのですが、実装の際に大切なのは「昔の仕組みに例えるとどういうことなのか?」を言語化し、世代での理解の格差をなくしていくことだと思っています。それを使いこなせるZ世代が偉いわけでもなんでもなく、時代によってツールがアップデートされただけなので、その理解が大切です。
例えば昔から茶会は会記といって、どんな人が来たのか、どういう道具を使ったのか?どういう料理を出したか?など、書物に情報が全て書物に事細かに残っています。これは今の言語で言うところのブロックチェーンと概念的には同じです。新たなツールを歴史上の言語に合わせて説明できるかが実装には大切だと思うので、そういった世代格差をなくしながらの実装のコミュニケーションがメディアを通してあると嬉しいです。逆張り捻くれY世代おじさんの私から、ひとつ名言を紹介させて下さい。超有名なやつですが。
ウィンストン・チャーチル曰く
“20歳の時に自由主義者でなければ情熱が足りない。40歳になっても保守主義者でなければ知能が足りない。”
Z世代の圧倒的な特徴とは、果たして多様性への理解なのでしょうか?X世代ないしベビーブーム世代が若かりし頃は、より激しい左派運動を行っていたと聞きます。活動の場がリアルからネットに移っただけでは?
デメリットも然り。ベビーブーマーは闘争世代、Xオジサンはビーバップな逃走世代、Y世代はヲタクな妄想世代と言えますが、どの世代とて(少なくとも若かりし頃は)自分が正しいと思って信奉していた。
では現代の若者が持つ利点とは?
①(高速な)インターネットの普及により、自由な発想を広くよりリッチな表現で発信しやすくなった
②AzureやAWSを始めとしたクラウドサービスの普及により、資本が少ない状態でも概念実証やサービス立ち上げを行いやすくなった
③①②が整っている今の時代に若者である
個人的にはこの3点が浮かびます。象徴的なのは、VTuber運営企業のANYCOLORがフジテレビの時価総額を抜いた事象が上げられるでしょうか。
さて、1つ提案ですが、世代間で横串を通すという考えを広めませんか?(マーケティング的な文脈だとは思いますが、結果として分断を助長するような情報発信が多すぎる気がします)
日本人を諸外国人と比較したときの1つの特徴は『不安遺伝子が多い事』…と言うことは、慎重で思慮深い反面、妄想→想像→構想→創造と言うクリエイティブな事に対してエネルギーを多く『浪費』する傾向にあると言えます。
これを乗り越える為には世代間連携が不可欠だと思うのです。リスクとリターンを明言化し拙速を許容しつつ大怪我を避ける事が出来る社会を構成して始めて日本は世界を追えるようになるのではないかと思うのです。
向こう見ずな情熱を推進力とし、行く先を予測しガードレールを置く(だがコントロールはしない)。リスクもリターンも報酬も責任も若老折半。
これが、『ぼくのかんがえたさいきょうのにほんv1』妄想(≠構想)です。大企業の経営者、人事部門、IT部門、広報部門、マーケティング部門などは、組織の10-15年後を想像するとぜひ見てもらいたい動画です。ただ、そもそも10-15年後は定年退職をしていたり、短期的な思考しかない組織の環境下のサラリーマンが多いと、なかなか大企業の考えや価値観、日々の行動や習慣を動かすのは簡単ではないと思います。大企業や老舗企業観点で言うと、個人的には私世代のミレニアル世代(世代区切りは好きではありませんが)がうまく潤滑油になれるか否か、と考え、発信、行動するようにしてます。