【千羽鶴をリサイクル】真のエコを考えたらゴミの概念が変わった
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注目のコメント
一貫した姿勢と情熱を感じる記事でした。
素材メーカーでありながら、使用済みとなった素材を回収してリサイクルする仕組みを構築されている点、さらには循環の軌跡が誰でもトレース可能な仕組みをすでに作り上げている点、いずれも時代の一歩先をいっており素晴らしいと思います。
プラスチックの代替である紙素材は様々なところで開発されていますが、あえて古紙を使ってプラスチックの代替素材を作り、植物由来原料や生分解性に拘る等、製品づくりにストーリーと、世の中に訴えかける力があると感じます。私の住む自治体では2週間に一度、「雑がみ」回収の日があります。雑誌編集者という仕事柄もあり、毎回、結構な量の「雑がみ」を出しています。サステナブルやSDGsに関する記事を書きながらも、仕事が終われば「雑がみ」を出す。いつも複雑な気持ちになります。
深澤さんの「カミーノ」は、紙のリサイクルから画期的な新素材を生み出した環境配慮型素材を扱うベンチャー企業です。そこには、「紙の行方」について、はっとさせられる視点があります。ただ分別して資源ゴミの日に出して、それで私たちのやるべきことは終わりなのか…。次の「雑がみ」の回収日までに、私も紙のリサイクルにらついて、あれこれと考えたいと思います。この記事の編集担当として取材に立ち会いました。
その際、深澤社長の「リサイクル=ゴミの移動」「グリーンウォッシュ」などの言葉を聞いて、ドキっとしました。
自分は、「なんとなく」いいことをしている「つもり」なだけで、
その先までをちゃんと考えていただろうか。
ざっくり「SDGsっぽい」ことで、満足してはいないか。
真贋を見極めることはもちろん、言葉の奥にある信念や事実まで想像をめぐらすことができるようになりたいと、痛感しました。