エンデミックに至る過程で予想される大量の高齢者の死 今が未来を変えるラストチャンス
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日本国内では「ステルス規制緩和」が行われていると感じています。
根拠や弊害に関する説明が十分に行われないまま、国民にも強く認識されないぐらいのペースで、自宅待機期間が短縮され、水際対策も少しずつ緩和されています。中止されるわけでもなく、科学的根拠に基づくわけでもなく、少しずつ弱められています。
これらの変化が、批判を受けにくい政治を目的にしたものだとしたら、「なし崩し」ではなく「計画的」のようにも思えます。
記事で指摘されているように、理想的には科学的な根拠が十分考慮され、説明もなされるべきだと思いますが、逆に言えば、現実は残念ながらそうなってはいないようです。記事でのご指摘はごもっともだと思いました。下記は非常に重い指摘。
"「全数調査から定点調査へ」とか「濃厚接触者の追跡を止める」という話が出ていますが、率直に言って早すぎます。全然、リスク状況に対応していないし、センスが感じられない。まだまだ数年はデータと向き合いながら高いリスクと対峙しないといけません。
正直なところ、データがなくなったらお手上げです。リアルタイムで「いまリスクが高い」ということを皆さんに客観的にお伝えすることができなくなろうとしています"この分野は未解明の部分が多いということは前提として抑えておいた方がいいと思う。様々なシーンでエビデンスを求められるが多くの場合は十分なエビデンスがなく専門家のコンセンサスもないまま手探りといった感じ。
そんな中で1人の専門家の仮説という感じで僕は聞くようにしています。その上で死生観について議論が進むことを僕は望んでいますが、それ以前に現状認識として『今のコロナ死はどこまでコロナが原因??』という疑問はあります。
大阪の調査では第6波の段階で直接死因は約6割、間接死因が約2.5割、死因がコロナではないが約1.5割。死因がコロナではないのにコロナ死とカウントされている今の死亡基準で内容を精査しないまま『大勢が死ぬ』と言われても・・・と思う。病死の場合は死因が複合的なことであることがよくあります。またお風呂が心筋梗塞の引き金を引くことで死んでしまうこともあります。どこまでお風呂を問題視するべきでしょうか??という問題とコロナ死は無関係だとは思えないのです。
また心筋梗塞が主因でインフルが間接死因だった場合に統計的には心筋梗塞とカウントされるのでしょうが、新型コロナの場合はコロナ死とカウントされることで、心筋梗塞の数がそれまでの統計ルールの常識からくらべ引かれていることはないのでしょうか??僕は死因を精査しようという意見が少ないことを残念に思っています。
P.S. 政治が科学的な判断が出来ないことは残念なことですが、僕はむしろ水際対策において専門家であるはずの分科会が定量的にどれだけ意味があるのか?を示せないことの方が問題だと考えています。