【斬新】宇宙旅行の最適解は、あの乗り物だった
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ぼくたちは宇宙旅行に何をもとめるのか?宇宙と地球の景色をみること?無重力体験?定義上の宇宙に行ったという実績?何を求めるかによって手段は違うとおもいます。昨年から始まったブルーオリジンのプランはこの3つを全部同時にかなえています。僕自身、高度25kmまで無人の気球を飛ばして企業CMをとるお手伝いをしたことがありますが、まさにそこには真っ黒の宇宙と青い地球の境界線という景色がみえました。もし宇宙旅行に求めるものが、宇宙と地球の景色ならば、(高度100kmにいかなくても)高度20km-30kmでも素晴らしい宇宙旅行になるとおもいます!ちなみに宇宙に滞在することが旅行の目的だとすると、ブルーオリジンのプランでも実現はできていなくて、これは商業宇宙ホテルなどが必要になりますね。
ロケットや飛行機型の宇宙船を使った宇宙旅行よりも「安全性が高く、費用も安い」という気球。その事業化を目指すスタートアップが北海道にあるということで、「これはもしかしたら宇宙旅行の『新定番』になるのではないか」と思い取材しました。
岩谷技研を創業した岩谷圭介さんにお話を伺うと、技術には絶対の自信を持ちつつ、人の命を預かる事業だからこそ慎重に開発を進めたいという真摯な思いが伝わってきました。
過剰なGを感じることにそこまでの魅力を感じない筆者は、100万円台という価格でのんびりと宇宙を楽しめそうな気球なら、将来ぜひとも乗っていみたいと思っています。
北海道といえば、「リアル下町ロケット」の植松電機や、「MOMO」「ZERO」ロケットを開発するインターステラテクノロジズ、宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を運営するSPACE COTANなど、宇宙開発が盛んな土地柄。
岩谷技研は5月にHOSPOでの飛行試験を実施しており、今後も有人飛行を含めた試験を検討しているようです。こうした地域的な連携についても、今後取り上げていきたいと思っています。日本のスタートアップの挑戦によって、安価に安全なプチ宇宙旅行が体験できるようになるとのこと。
「景観と無重力体験」の両方を取ろうとすると億単位の料金が掛かるのを、数年後に「景観」だけであれば100万円単位のお金で体験できるようになるのはとても魅力的です。
明確に何かを捨てることで、桁違いの効率の良さを生み出そうとする判断力が素晴らしいなと思いました。お金を貯めて乗りに行きたいです。