働かないおじさんか、エリート管理職か50代会社員が直面する「定年前の深刻すぎる危機」
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99%のサラリーマンが迎える節目は「出世の限界(45才前後)」と「役職定年(55才前後)」です。
45才前後になると、役員候補のような方を除けば出世競争の勝負がつきます。これからは「65才定年」の時代ですから、その後の20年は役職も給料も上がりません。
55才前後の役職定年では、一般的に給料が2割程度下がるとともに、管理職の権限がなくなるので存在感も落ちがちです。
今は多くの人が「働かないおじさん化」していますが、65才定年制になると、55才以降も正社員として働く期間が10年もあります。会社としても「働かないおじさん」を許してくれなくなるでしょう。
日本企業は「年功序列」と言われますが、実際には入社してから20年ぐらいは給料は上がっていきますが、出世の限界(45才前後)からは給料は増えなくなり、役職定年(55才前後)後は給料が下がる「台形型」になりつつあります。「働かないおじさん」というより「働けないおじさん」ですね。
今まで目の前の仕事に打ち込みすぎて、能力開発を怠ってきたので、外部環境の変化に対応できなかったり、その変化の中で自分ができそうなことが見つけられないと、私は認識しています。
くだらないレッテルを張ったり、自分を卑下する前に、今からでも遅くないので、将来を見据えて能力開発をするべきだと思います。思い立った今が、これからの人生で一番若い!直近の賃金構造基本統計調査で年齢階層別の賃金を見ると、30代前半までの賃金は上がっているのに、30代後半から50代の賃金が下がっていますので、働かないおじさん要因が少なからず影響しているのかもしれませんね。