トランプ邸捜索令状、押収品開示を司法長官申請-核兵器関連報道も
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米政府の機密文書(classified documents)にはTOP SECRET、SECRET、CONFIDENTIALの3段階あります。「核関連の機密文書」と聞くとトップシークレットの軍事情報を想起しますが、もちろんそうである可能性もあるし、そうでない可能性(機密度は相対的に低いCONFIDENTIALな情報)もあります。
どのクラスの文書であれ機密文書が持ち出されるのはもちろん大問題ですが、ぼかした形で情報が流れることで読者にどういう印象を与えるか、という点も、このニュースから考えるポイントかと思いながら読みました。WPのスクープ。すでにマールアラーゴのセキュリティの甘さ、核の情報を狙う敵対的な外国勢力の動きなどがアメリカ国内では堰を切ったように議論されていますが、なんとなくできすぎの話で議論は独り歩き感も。
司法省側もこれ以上の詳細をなかなか説明しにくいタイプの情報なので、今後の展開は読みにくいところ。もしすでに押収していたら別ですが、そもそも本当にマールアラーゴに残されたままならそれも言ったらまずいですトランプが持ち出したのは金正恩のラブレターだけじゃなかったのか…。まあ、インテリジェンス画像をツイッターに投稿するような人だから、そういう機密情報の重要性を理解していないことは間違いないが、それにしても核兵器関連の資料を持ち出すとは…。