本当にエコ？ 食品ロス削減とプラスチック容器改良の関係を考える（朝日新聞 SDGs ACTION！）

コメント

注目のコメント

• 天野 正樹

  さすが井出さん、よくご存知。
  確かに「これはちょっとやりすぎやろ」っての、ありますよね。さらに、「環境によかれ」と思ってやってんだろうけど、逆に「燃やすしかやりようなくなる(プラの量減らそうと紙を混ぜてる、とか)」とほほなやつも出てきています。
  
  素材の業界でここんとこ言われ始めているのが「モノマテリアル」という考え方。リサイクル性を損なわずに必要な機能を発現させるため「一つの素材で何とか実現する」、というコンセプト。ただ、「言うは易しやるのは…」ってとこはあって。
  どうしても(腐敗防止で酸素バリヤ入れないと、とか、湿気にめっぽう弱くてアルミじゃないと止まんない、とか)ってとこはなかなかすぐに、とはいかないところです。
  
  一方、この国のペットボトルや発泡トレーなど、「まじなマテリアルリサイクル」が世界に類を見ないほど上手くいってる理由、「均質な素材をきれいに集められること」にあります。各種フイルムなど、「ちょっとずつ違う」ものは、まだまだマテリアルリサイクルをうまく回す、ってのが困難です。
  今回の法整備、「いっぺんに同じ集め方」しないのも、そういう側面がある(集めたからって何でもリサイクルできるわけじゃない)という事情もあったりするのです(自治体でそれぞれいいやり方工夫することになってます)。