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品薄!「カロナールがない」と焦る人に伝えたい事

東洋経済オンライン
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    専修大学 商学部教授

    「カロナール」は医療用医薬品の商品名で、含まれる薬効成分の一般名は「アセトアミノフェン」です。アセトアミノフェンは解熱鎮痛作用を有しており発熱などの場面で汎用されています。

    医療用医薬品として処方箋が発行された後に薬局で購入する場合もありますが、一般用医薬品として薬局で処方箋なしで購入できる医薬品にも含まれるものがあります。

    一例ですが、以下のような商品名の一般用医薬品がそれにあたります。
    ラックル 300mg 15歳以上
    タイレノールA 300mg 15歳以上
    バファリンルナJ 100mg 7歳以上
    小児用バファリンCⅡ 33mg 3~14歳
    小児用バファリンチュアブル 50mg 3~14歳

    アセトアミノフェンのほかにも、ロキソプロフェン、イブプロフェンなどの成分を含む解熱鎮痛薬がワクチンによって生じる頭痛、発熱の症状を緩和する効果があります。

    アセトアミノフェンには鎮痛・解熱作用がありますが、抗炎症作用はほとんどありません。アセトアミノフェンにはNSAIDsのような胃腸障害や腎障害の副作用は少ないことがわかっていますが、重い肝障害が現れることがあるとされ、注意が必要だとされています。また、有効性を発揮する量と毒性を発揮する量の差が小さいとされ、特に小児への使用には気をつかうべき薬剤(小児に大人用を使ってはならない)と認識されています。

    NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)に分類されているロキソプロフェンとイブプロフェンは、鎮痛・解熱作用に加え抗炎症作用がありますが、特に重視すべき副作用としてアスピリン喘息(NSAIDs等による喘息発作の誘発)があげられ、胃腸障害や腎障害も出やすいとされています。

    医療用医薬品については、鎮痛薬目的としての処方実態を見ると、NSAIDsの方がアセトアミノフェンより多いと思いますし、NSAIDsも一般的な使用(短期間)では安全性が比較的高い医薬品だと認識されているようです。

    医師の解熱鎮痛効果への認識としては、NSAIDsの方が上と考えている方が多いと思います。しかし、一律な処方はされておらず、危惧される副作用を考慮した除外基準が決め手になって注意深く使い分けされていることから、医学や薬学知識を十分にもたない段階で、自己判断することは危険だと思います。購入・使用にあたっては専門家に相談してください。


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    大阪大学 感染症総合教育研究拠点特任教授、大学院経済学研究科(兼任)

    大事な情報ですね。


  • 薬剤師(貿易関係→製造業。筋トレ愛好家) Pharmacist

    今回は一過性で済むと思われるが、カロナールに関しては原料調達の不具合で風邪シーズンに細粒が手に入らないという自体に陥ったことがある。
    https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201709/552944.html
    もちろん法律の違反は許されないが、薬価の下げ圧力により、日本の医薬品供給はかなり危うい状況になりつつある。
    また、基礎的な医薬品もそうだが、外資系新薬企業の日本離れも目につきつつある。


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