モス、米からできたスプーンを導入 脱プラ促進へ
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モスバーガーはプラスチック製のレジ袋有料化が求められた際に、紙バッグを無料提供することとし、雨天時のみバイオマスプラスチックを90%以上配合したレジ袋を無料提供するという形で対応していました。飲料のマドラーはすでに木製となっており、店内での飲食品提供にリユース食器を活用するなど、外食産業の中では手堅く脱プラ対応を行われていた印象です。
このような中で、木製や生分解性素材(さとうきびの搾りかすであるバガス等)100%といった代替素材ではなく、コメを25%配合したバイオマスプラスチックを導入するとのこと。プラスチック素材以外を採用することによる食感やコストを気にされてのことかなと想像します。
現在、バイオマスプラスチックのスプーンというと、サトウキビの利用が想起されますが、国内で調達可能な非食用の国産米が原料になっているとのことで、原料の国内調達が可能という点で好感が持てます。飲食店の方は、特にテイクアウトの場合だとどうしてもプラの容器やスプーン、フォークなどを使わざる終えないかと思いますが、100%サステナブルなものでなくても、今回モスバーガーが導入した「米を25%使用したスプーンやフォーク」のように、少しずつエコー素材のものを取り入れることが大事だと思います。
エコー素材のものはまだ原価が高いというデメリットはありますが、無理ない範囲でも少しずつ広まって欲しいです。