国内のメタン排出27%は家畜のげっぷ…「牛を悪者にしないで」エサ工夫で削減の動き
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メタンは量こそ少ないがCO2の25倍の温室効果があります。
脱炭素を目指す各自治体の事業においても、メタン削減のための稲作を研究している新潟県の事例なども。
https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/114.html
今世界で海産物が見直されているのも、一つの側面ではCO2やメタンが肉よりも出ないから、というのがあり、環境を意識している人たちの肉離れもはじまっているので、こういう取り組みは成果に期待したいですね。
結局は全て人のエゴですが、我々が食べるということにどういう影響があるのかを知り、考えることから始めるのも大切だと思います。日本では牛の肥育頭数はこの10年で微減、一方世界では年々増えています。
そもそも日本人一人当たりが食べる牛肉の量はアメリカの1/3程度。
日本はこうした細やかなところにとてもまじめに取り組むのだけれども
世界の動向に影響をあたえるようなダイナミズムが持ちえない。
コストをかけて飼料を改善していってもそもそも日本の畜産業の持続性自体が別の理由で難しくなっている現状。
おそらく大豆たんぱく中心の日本食を世界に普及させることがもっとも温室効果ガス抑止につながるのではと思ってしまいます。2019年のデータをもとに日本のメタンガス総排出量(2840万トン)の内訳を見ると、稲作42%、牛のゲップ27%、廃棄物16%、家畜の排泄物8%、燃料からの漏出3%、そのほか4%といった状況です。
平均気温上昇原因の半分はメタンガスの影響と考えられているため、世界全体の排出量を2030年には20年比30%減にする目標が掲げられているという状況です。
実は日本ではすでに農業、家畜分野でのメタン削減の取り組みは世界最先端と言えると思います。稲作では一時的に水を抜いてメタン生成菌の活動を抑制する中干しという技術が確率されていたり、家畜ではゲップを減らしながらも牛が美味しく食べられる餌などがすでに普及しています。
参考:世界のメタン削減、技術で支援 牛のげっぷ抑える餌、開発加速
https://newspicks.com/news/6293661