大学生の4分の1だけがしていること SNS・メディア利用の実態
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伊予銀行のシンクタンク、いよぎん地域経済研究センターの調査結果が発表されています。
対象は愛媛県内の大学生だけですが、少なくとも情報源の傾向は当てはまる人が多い気がします。
発表はこちら:
https://www.iyoirc.jp/wp-content/uploads/2022/07/22-400.pdfSNSは9割が使う。新聞は1%。だが信頼度のトップは新聞でネットは低い。情報はネットで得て、マスメディアはその一部、そして信頼度の軸を持っている。若者の情報リテラシーの高さを示しているのでは。逆にシニア層が新聞・テレビ以外の情報をどう得て、どう情報の確かさを判断しているかのほうが気になります。
新聞の強みは「知っておくべき情報を網羅的に、かつ短時間で知ることができる」点だと思います。
情報があふれるこの時代において、紙面というスペースに上限があることが逆に強みになっているのかなーと。
流し読みでも世の中の流れが大体把握できるので、全体像を押さえておきたい時には重宝しています。
(人事情報など網羅的に手に入るのは新聞ぐらいですし…)
かつては速報性や信頼性といった部分も強みだったとは思いますが、今は速報性の部分はネットニュースの方が断然強いですし、信頼性においても「新聞だから信頼できる」という話でもなくなってきていると思います。
情報の網羅感という部分だけでは新聞という媒体をあえて選択する理由としては弱いということなんでしょうね…。
ちなみに、この調査結果が示しているのは「新聞という媒体で情報をあまり見ない」ということであって、「新聞記事を見ない」ということではないと思います。
例えばこの記事は毎日新聞のコンテンツですが、NewsPicks経由で見た人は「ネットメディアで見た」と答えるんじゃないでしょうか。
この辺りはミスリードされないよう気をつける必要がありますね。