100倍高速&低コストなプラズマ式トンネル掘削機「RBR」、公共インフラに革命?(開発中)
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注目のコメント
アニメ「コブラ」に出てきた「岩盤溶解機」そのもの、コブラはこれの熱を利用して相手のレーザーを無効にしてピンチをすり抜けた
出来れば日本の企業に開発してもらいたかった
ランニングコストも安いみたいですね単に溶かすだけだと溶岩を処理しながら進まなければならない。破砕し採掘した土砂を後ろに掻き出しながら進まなければならない。
頭ではわかっても、これまでなかなか進まなかった背景が伝わってくる記事でした。うまく実用化できることを望みます。
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米サンフランシスコ・ベイエリアのスタートアップ企業Earthgridが、従来の技術に比べ100倍高速に、そして最大98%も安価に地下トンネルを掘り進めることが可能なプラズマ式掘削ロボットを開発しています。
2018年、スタートアップ企業のPetraは高熱を発するプラズマトーチヘッドを動かし、岩石を溶かして穴を掘る方法をテストしていました。しかし、この方法では溶けた岩、すなわち溶岩を処理しながら穴を掘り進める必要があり、最近ではPetraは高温ガスの噴射で起こる核破砕(Spallation)現象によって穴を掘り進める方法を採用しています。この方法なら固い岩盤に突き当たっても作業が停止することがありません。
Earthgridの掘削ロボットRapid Burrowing Robot (RBR)は、ロボットの先端に取り付けられた回転する円盤(リグ)にプラズマトーチをフィボナッチ螺旋状(巻き貝のような構造)に並べ、一斉に噴射し、掘削した土石を後方に掻き出しつつ目的の大きさのトンネルを掘り進められるところ。ダイナミックだ。
>もしヘルミング氏の言うとおりの性能を発揮するのなら、イーロン・マスクのThe Boring Companyは何らかの対抗策を考えなければならないかもしれません。