「室温28度」のワナ…「7万円の光熱費」の節約で「4000万円の損」が出た意外なワケ
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労働衛生法では、事業所内は気温が28℃以下と基準されているので、許容限度を最適な温度と勘違いしている社員は割と多い。
働いている現事務所の私のフロアでは、28℃は決して快適ではなかったため、仕事がはかどる気温を微調整していくと、26℃が最適解で落ち着いている。
出社時は25℃、温度が部屋内で落ち着けば、26℃にしている。
どの温度がいいか、場所や人口密度による。ここで気を付けたいのは、上司がエアコンの設定権を握っていて、部下が温度を下げにいったとき、コスト削減を声高に言い、管理のはき違えをする上司がいる。
部下は萎縮して、本業に対する発言を控えようとするなど影響がでることもある。
それは外から聞いた話だが、自分も気を付けないと思いました。
注目のコメント
前職時代28度設定にしていた時、多くの人が卓上扇風機を使っていたし、私は足下で大型ファンを回していました。電気代がホントに減っているのかよく分かりませんでした。
それよりも有効なのは窓に遮熱フィルムを貼ることだと思う。
特に、築年数の経ったオフィスや、窓面積の大きい大型店舗などは、遮熱フィルムを貼ることでエアコンの設定温度を2-3度上げても従来並みの室温を維持できます。
エアコンの設定温度を1度上げられれば電気使用量が10%程度減ると言われています。2度なら20%。3度なら30%です。フィルム代、施工費などすぐに回収できます。
皆さん誤解していますが「エアコンの設定温度=室温」ではありませんし、遮熱フィルムを使って赤外線をカットすれば直射熱が減って体感温度も下がります。
こんな簡単な方法をなぜ政府が推進しないのか不思議です。
最近の遮熱フィルムはかなり性能の良いものが出てきています。
今年からVOLVOがガラスルーフに採用したAhead Filmという商品があるのですが、これって赤外線99%、紫外線100%カットという優れものです。クルマだけでなく不動産関係の方々も検討に値すると思います。
https://aheadfilm.com/当たり前だけど理論的根拠は必須。
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では室温を28℃に上げたら何が起きるのか?作業効率が落ち、残業が増え、人件費が激増する。「2019年に姫路市役所で室温と作業効率の関係が調査されました」姫路市長が元医師で、職員の健康を気にしてのことだったが、数値化され、可視化されるととんでもないことがわかった。「1ヶ月ちょっとの間、25℃冷房にしてみたそうです。姫路市役所はおよそ4000人が勤務されているのですが、光熱費は7万円増えました。そして残業時間は平均で2.9時間減ったそうです。これを人件費に換算すると4000万円」
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