ベトナム:「Made in Japan」人気の光と影
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嫁がベトナム人なのですが、まさにこの通り。米国と戦争し、中国が嫌いな彼らにとって一番のあこがれは日本なのです。「日本人は賢い」「日本国内で売っている日本製品は海外モデルより質がいい」などなど、こちらが申し訳なくなるくらい親日でいてくれている。
正直ビジネスのやり方などは中国っぽいので、付き合うと色々ある国。一言で言うと「むちゃくちゃ親日な中国」だと思う(ただベトナム人は中国人に似ている、と言われるのをものすごく嫌がる)。先週のシンガポールでも日本の人気はハンパなかった。でも日本のメーカーや企業の多くが「現地向け」ローカライゼーションの大事さを主張し、現地企業の作るものに似せた製品やサービスを提供しようとする傾向が強い。もちろん最低限のローカライズは必要だろうけれど、ユーザーは日本らしさが欲しいと思う。自信を持ってそのまま輸出できるようなものづくり、サービスづくりをしよう!
筆者です。日本製好きなのは自分がベトナムに関わりだした10年前くらいからそうなのですが、経済力をつけた都市富裕層を中心に両国を行ったり来たりもより自由にできるようになってきて、その中で以前からある「バイク」「電化製品」だけでない、様々なMade in Japanが、色々な形で行き交っているのを見るのが、ここ数年のベトナムだと感じます。