「ファッション透明性指数」2022年版ランキング、1位はイタリア発ファストファッション!日本企業も
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ファッション透明性指数! ついにこういう指標まで出る時代になったのですね。いわゆるファストファッション(と呼ばれてきた)企業群が意外と上位で健闘していることに驚きます。今後は一概に「ファストファッション」とくくって論じる(=悪者にする)ことはもうできなくなった。ひとつひとつの異なる企業があるだけ、ですね。
こういった指数もあっという間に世界中にシェアされます。「製品を選ぶ基準」になっていきます。日本企業はさすが、ユニクロががんばってますが、それでも世界から見るとそれほど順位は高くない。消費者が他国に比べてさほどうるさく透明性を問わないから、ということもあるかもしれません。バングラデシュの繊維工場集積ビルが崩壊し、1000人以上の死者と2500人以上の負傷者を出した、悲劇「ラナ・プラザ崩落事故」(2013年)をきっかけに、翌年設立されたのが、エシカル先進国の英国発ファッション・レボリューションです。
サステナビリティへの事業における取り組みが進んでいる企業や、B-corpを取っている企業が意外と低ランクだったりもして、物議を醸している部分もあります。それでも、製造者責任・販売者責任として、情報開示をして、生活者やサプライチェーンに関わるすべてのステークホルダーに対して啓蒙活動につなげるための指数としては、有意義なものだと思います。
じっくりとレポートの内容を翻訳したり、ランキングを分析したりすることは、メディアの方々に託すとして、まずは速報しました。お時間がある際にでもお読みいただければ幸いです。
(ちなみに、サステナビリティ関連のランキングとしては、ダウ・ジョーンズのランキングが有名ですね)