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【見解】安倍元首相、銃撃。専門家たちはこう見る

NewsPicks編集部
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  • NO YOUTH NO JAPAN 代表理事 /慶應義塾大学院経済学研究科

    昨日の報道から、動揺している人は多いと思います。
    安倍元首相のご冥福をお祈りするとともに、ご家族やスタッフ、今回の事件の場に居合わせた方など心の負担が大きくある方々にも思いを馳せたいです。

    ・社会としての健康さ、レジリエンス
    犯人の意図はまだ明確になっていませんが、このような事件が起きるほど社会には分断がありそれを放置してきてしまったのかなと思いました。また事件後さまざまな憶測やヘイトが見受けられ、それにも怒りと痛みを覚えます。
    「気に入らないことがあれば殺す」そんなことを前提に考えている人が社会にいると思うと、社会を円滑に機能させる信頼関係が築けません。社会としての脆弱性を回復する方法を考えていきたいです。
    どの時代にも暗殺事件はあったのだと思いますが、今の時代に日本で起きてしまう事実に心が痛みました。

    ・事件報道の在り方
    高校生のインタビュー映像や、ショッキングな画像・映像が繰り返し流される様子をみて、緊急時こそどこに合わせるのかは事前に決めておくべきだと思いました。今の報道のあり方は救われる人より傷つく人が増えるように感じます。

    ・民主主義の維持のために
    暴力による言論の封じ込めを非難するとともに、冷静に、今行われている選挙にまずは向き合うことも必要だと思います。
    また、故人の功績を評価する報道が多いですが、一方で光の裏にあった公文書改ざんや森友・加計問題などを無効化してはいけないとも思います。日本の民主主義にとって繰り返してはならない事実は、学んで更新するべきであり、引き継ぐ必要がある気がしています。
    また弔いのように憲法改正を達成しようという気運には疑いの目を持って、自分の考えを持って考えていく姿勢が必要だと思います。その冷静さを失わずにすむような社会機運をどうつくっていけるのか、知恵を絞りたいです。


注目のコメント

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    Public Meets Innovation代表理事 /シェアリングエコノミー協会代表理事 代表

    多くの人がこの国の未来について考え、語りあい、意志を示す選挙期間において、このような暴力的行為はいかなる理由であっても許されませんが、実際、暴力行使の危険性と現状変更の可能性のリアリティがぐっと増したと感じる人もいるのではないでしょうか。

    今後の言論空間が心配です。
    声を上げるのが怖い社会になってほしくない。

    誰もが安心して自分の考えを示し、対話によって社会を前に進めることのできる民主主義社会を例えばテクノロジーの活用によって構築していくような選択肢が増えるといいですね。
    ネット投票の解禁や、ネット演説など、安心して候補者、有権者が意思表明のできる多様なあり方を急がないとといけないかもしれません。またSPについても、警備の機能をテクノロジーによる監視と異常察知、人間による異常対応・警察連絡、とより分業していく必要があると思います。


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    大室産業医事務所 産業医

    本件、報道を見るに「民主主義への挑戦」ではなくある種の逆恨みのように感じます。そういう意味では京都アニメ会社放火事件や北新地のメンタルクリニック放火事件とも重なる部分もあります。

    大きな話で言えば先進諸国で議論が進む「孤独」が関わっていると思いますが、優先すべき議論は、SPに全て頼るのではなく中東の空港などで実験的に取り入れられている、犯罪者の怪しい動きをAIが感知するようなテクノロジーの導入などのハード面の議論、その次に、中長期的に社会が孤独にどう対処していくかという議論だと思います。

    あまりに犯人の心の闇に焦点が当たり過ぎる「心でっかちな議論」よりまずは効果的な再発防止策が優先だと思います。安倍元首相には心よりお悔やみ申し上げます。


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    アスエネ株式会社 気象予報士、防災士

    鈴木一人先生
    >フェイクニュースや、そこからくる印象論に基づいて敵と味方をはっきりさせ、対話の可能性を失わせるような言説が多くなっています。
    >アメリカではメディアが中立性を失っていますし、日本ではSNSが非常に強大なため、こうした状況を加速させているように思います。
    まさに。

    1960年代から、グループでの意思決定の場で集団極性化(集団分極化)が起こりやすいことが指摘されていましたが、インターネット空間では同じ考えを持った人が繋がりやすく、集団極性化がより顕著になりやすい傾向があります。
    特にSNSでは、お互いに趣味嗜好が似通っている人がフォロー・リフォローし合う性質があるため、自分と似たような言説にのみ触れやすいです。自分が発した意見と似たような意見が返ってくる「エコーチェンバー現象」も問題視されています。
    一方、自分と異なる意見の人をリプライなどで一斉に攻撃するのも、集団極性化の一種で「サイバーカスケード」という現象の表れだと思います。カスケードとは滝のことで、人々がある一方向意見に流されていき、それが最終的には大きな流れとなることで、アメリカの法学者・サンスティーンが提唱した考えです。
    キャス・サンスティーン『インターネットは民主主義の敵か』

    今回の事件ではっきりしましたが、定期的にSNS断ちをして、直接腹を割って話せる人と話すことが必要ですし、こういう時のために不安を吐露できる相手を持っておくことがとても大切だと思います。集団極性化を防ぐためにも、自分の心を守るためにも…。


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