Web3ブームの背景にある「DAO」とは──ブロックチェーンが可能にした新しい組織のあり方
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DAOエコシステムの8類型が示されています。興味深い。
1. DAO Operating System
2. Invesment DAOs
3. Grants DAOs
4. Collector DAOs
5. Protocol DAOs
6. Service DAOs
7. Social DAOs
8. Media DAOs
ただし、1.~5.はDAOを作るための基盤的な機能開発のDAOです。今後DAOが社会実装されてゆく際に重要となるのは、6.~8.でしょう。ただ、この3つは未だあいまいのようです。
DAOは強烈な金銭的インセンティブがあるので、どうしても投機的側面が先行してしまいます。それが健全なDAOの登場をむしろ阻害しているようにも見えます。悩ましいところ。DAOの話がよく出てくる様にはなりましたが、概念ばかりでベストプラクティスがあまり示されてきた記憶がないのですが、国内でもうまく運営できているDAOはあるんでしょうか。地域コミュニティでDAOを形成しつつも、要となるスマートコントラクトが作られていなかったりと、そのまま水平展開できそうな成功事例がもっと見えてくるといいな、と思うのですが。。。
NFTは基本分割できない物だと認識していましたが、たしかに、例えば楽曲やアニメ作品を丸ごとNFT化して、後から音符単位やセル単位で分割する、みたいな事ができるのかも、と思いました。ただBAYCの様なコミュニティを形成している場合、一部のNFTを分割すると、その他のNFTの価値が希薄化してしまうリスクがありそうですが、この辺り全く明るくないのでどういう運用がとられるのか疑問です。Frcton VenturesのFounder3名が執筆した書籍をもとにDAOエコシステムと8つのカテゴリーが簡潔に解説されています。今日、書籍も届くので早く読んでみたいですね。