中国史上最大のデータ窃盗か、上海警察から10億人分盗んだとハッカー
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尼崎とは桁違いの規模で個人情報流出。
上海警察のデータベースに侵入し、犯罪履歴含む個人情報が流出。ダークウェブで10btcで販売提示とのこと。
真偽は分からないが、出口が稚拙。なんでこんな足の付くことするんだろう?単独犯かな
注目のコメント
今、中国界隈ではこのネタで大騒ぎです。警察の記録であり、ツイッターに政府批判を書き込んだとの記録が取られていたり。また、身分証番号、電話番号、顔写真までセットとのことなので、大規模な詐欺につながる可能性も高いでしょう
*この件に関して記事を書きました。
10億人の個人情報流出、その背景とは https://newspicks.com/topics/china/posts/19
とんでもない大事件ですが、「まあ、いつかは起きるのでは」と思っていたのも事実。というのも中国当局のデータガバナンスはかなりガバガバだからです中国政府は、個人に関する情報を一元管理しています。
例えば、信号無視をした人がいれば、交差点に設置している監視カメラ(「天眼」「天網」等と言われます)で顔認証して個人を特定し、データベース内の電話番号・銀行口座・携帯アプリを参照して、瞬時に本人へ「信号無視をしたので罰金○元を口座から引いておきました。また信用ポイントも○点マイナスです」というメッセージを送ります。
日本では考えられないほど高度に、サイバー管理が進んでいます。
そもそもサイバー化する前から、政府は個々人について「档案」という総合的個人情報を管理しており、出身・親族・来歴・学校の成績等々を一元管理していました。
近年ではそれにサイバー化が相まって、大変詳細で大規模なデータベースになっているわけです。
このデータを得たとすれば、様々な犯罪が可能になります。
また、政府がどのような情報を収集しているのか、客観的証拠とともに全貌を示すこともできます。アメリカ政府による大量監視システムを告発したスノーデン事件を超える、史上最大規模のリークを行うことも可能です。「中国上海警察が持っている10億人の内部データが流出したそうです。携帯番号や犯罪歴などがエクセル方式で保存されていたようです。私がスクープした「ウイグルテロリスト」と似ています。上海市当局は情報をクラウドに一括保存しているので信憑性は高いとみています。こちらが拙稿です。
https://digital.asahi.com/articles/ASP684T72P5YULZU003.html