サハリン2でロシアが揺さぶり、電力逼迫の日本に踏み絵
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ロシアは欧州に対してもガスの供給を通じて既に揺さぶりをかけていますので日本を含む他国に対しても同様の動きがあってもおかしくないです。
但し、ロシア側としては、実際問題、権益とは別にLNGの購入者をどうするかという問題はあると思います。
ロシアが権益を売却、譲渡するにしてもLNGの購入者がそのまま残るかもしくはLNGの引き取りとセットで考えるする必要があります。後者の場合、LNGは長期契約(15-20年など)でもあり、受け入れ基地(ガス化施設やタンク)も必要なので、受け入れのキャパシティや長期価格の交渉などがあり、売却するにしても時間がかかります。
サハリンは、ガスをそのまま売るよりもLNGとして(液化して)売っているので儲かるドル箱です。ロシアとしては売却するにしても親ロシア派の国に安定して売却することを考えている可能性はあると思います。
その様に考えると売却先のオプションも少ないことは事実です。
そうするとサハリンを通じての揺さぶりは、ロシア側としてはLNGの購入者も見つける必要があります。
LNGの玉をどうするか、LNG特有の事情を勘案した上で相手の台所事情もよく考える必要があると思います。
https://jp.reuters.com/article/eu-energy-gas-idJPKBN2O81M9
https://news.yahoo.co.jp/articles/a047001bcd484feb145e35be6509214989c0f7af当然予想されたこと。日本はいつでも後手後手。
ここからの学びは、西側と対立する独裁国家への投資は瞬時で無になるリスクがある。中国に投資し続けるのは同じリスク。
エネルギー政策は国民生活の礎。一時の感情で安易に決めてはいけない。重要なのは多様性。発電方法から調達手段に至るまで。今の日本のエネルギー政策は無計画すぎる