【40代必見】Z世代の私が、ゼロからTikTok教えます
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TikTokの影響は、この一年で急激に大きくなってきたと実感します。短い動画ゆえに、TikTokではリーチ(認知)を広げるためのとても有効活用できるプラットフォームです。どの企業もインスタ、TikTokやYouTube の特性を生かし、どう使い分けるかがキーですよね。
例えば、マーケティング的には、awareness (認知)、consideration (興味&購入アリかも)、purchase (購入)と、3段階をどのデジタルメディアで駆使して、一番目の認知から最終的には3番の購入へ繋げるかが鍵ですが、TikTokは、なんといっても一番目の認知には、短い動画ゆえにとても有効です。そこから、2番目の興味を深め、購入の可能性を高め、購入へ至るためには、その他のデジタルメディアであるYouTube、インスタやTwitter も駆使してこそ、効果的なマーケティングになるので、デジタルプラットフォームをまたいで、どこまで効果的にできるかが重要ですね。
仕事柄、TikTok見るようになりましたが、日々のデジタルメディアの変化は、驚きの連続です。本業が音楽関連なので、TikTokで何が流行るかを常に追っているのですが、ヒットのパターンはこの2年ぐらいで決まった印象があります。音楽に限った話ですが、大体下記のフォーマットに沿った曲がバズります
①印象的なダンスの振付がある
②サビが15秒以内で収まる
③印象的なフレーズが必ず入っている
④コードを4つのみでずっと繰り返し
⑤メロディはシンプル。同じフレーズを多用する
⑥リズムは4つ打ちのビート or 16のリニアビート
上記の手法を取り込んで、今年ヒットを飛ばしたのがセカオワのhabitです。聞けば分かると思うのですが、従来のセカオワっぽさはほぼゼロです。
https://www.youtube.com/watch?v=8OZDgBmehbA
音楽に限って言うと、TikTokのフォーマットに寄せないと、どんなにいい曲でもバズらないというのが僕の見解です。アルゴリズムやプラットフォームがヒットの形式を定義しているという感じですね。TikTokの本質は、多分、ここなんじゃないかなと思います。
僕もアラサーなので、TikTokのノリには正直付いていけないのですが、TikTokに興味が無くても、どういうアルゴリズムが動いているかをメタ的に考えて触れておくのは大事かなと思います。特にエンタメ関連の方はお勧めです。直近で、ついにここまできたか、と感じさせられたのが、(記事でも取り上げられていますが)ウクライナの戦争で米ホワイトハウスがTikTokerたちにブリーフィングを実施したという報道を見たときです。
https://www.washingtonpost.com/technology/2022/03/11/tik-tok-ukraine-white-house/
10億人以上が使っているプラットフォームということは、たしかに、ある一定層に正しい情報を届けるには、そこで活躍クリエイターにアプローチしるしかない。記者としても考えさせれる出来事でした。
その後も、Twitter上ではやっている謎のミーム(最近だと「He's a 10, but(彼は容姿は10点だけど…)」)を何だろと調べたらTikTok発だったり、Quartzが取り上げた流行りのダイエット薬(https://newspicks.com/news/7233442)も、全部元をたどるとTikTokに行き着くケースが明らかに増えています。
少し前までは、マスメディアがYouTubeやTwitter、インスタで流行ったものを取り上げるような情報の流れがありましたが、今起きているのは、その前にTikTokがあって、そこで流行ったものがTwitterやYouTubeで流行るみたいな、一番の源流にTikTokがあるみたいな構図生まれていると痛感しています。