JPモルガン、住宅ローン事業で数百人をレイオフ-金利上昇で需要減
コメント
選択しているユーザー
雇用の循環が良い意味でも悪い意味でも アメリカが早いのは この様なことが積極的に素早くできるから 経済環境の回転も早いのだろうなァ〜!
注目のコメント
アメリカだとよくあることですね。労働市場も逼迫しているので、仕事を探すことは難しいことではないです。また、こういった解雇が行われることで、より収益の見込める事業に人が移動することになります。結果として、国としての経済成長力も高まるのだと思います。
金利の急上昇で住宅市場の需要が減退していることももちろんあるが、金利上昇局面では住宅ローンの借り換えがほとんどなくなり、純粋な新規住宅購入以外のローン需要が急減するという予測がこの予防的リストラの背景にあるはずです。
他方、既存の住宅ローンを担保にしたMBS(証券化商品)では期限前償還(prepayment)の減速により期間の長期化(債券としてのデュレーションが長期化)し、金利上昇に伴う価格下落リスクが同程度の残存期間を持つ米国債よりも大きくなってきます。これは金融システム全体の構造的リスク要因となるので(過去にも1990年代のクリントン政権時代に、この要因で大手金融機関の経営危機が起きた)、動向を注視していく必要があります。