ヤマハ発動機、環境分野に特化した投資ファンドを設立
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昨夏、発表がありましたが、ついにサステナビリティファンドを設立したようです。これは以下2点からすごく熱いニュースだと思っています。
①①2015年から米国でCVCをやってきて、新中計と絡めて環境分野特化のファンドを設立したこと
日本ではあまり熱を感じないかもしれませんが、グローバルではWeb3と同じくらいClimateTech(気候テック)に注目されています。その上で特化ファンドとして設立することでかなりのPR効果があります
②ファンドサイズが1億ドルで運用期間が15年であること
この分野は多額の投資が必要な上、事業化・収益化までかなりの時間がかかります。2008年〜2011年にCleanTechブームとしてEV、太陽光発電、バイオ燃料に注目が集まりましたが、投資家はITバブルが終わってそのままの勢い(時間軸、金額間)で参入してきたため単なるブームで終わりました。
そこからClimateTechという名称で新たにブームがきているわけですが、そこに1億ドルで15年のコミットをしていくことは非常に意味のある素晴らしい取り組み
マーケットからも評価をされていて、終値は前日比+3.59%となっています。
ヤマハ発動機プレスリリース:https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/0621/corporate.html