Web3が可能にする新時代のビジネスモデルとは?
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注目のコメント
DAOは現状の資本主義システムにおける会社と対比して、組織としての成り立ちの観点でみるとその本質が理解できると思う。
現状の資本主義システムでの会社は一般的に資本家、経営者、従業員で構成される。これらが結びつくのは、基本的には皆リターンを得たいから。資本家は資本を差し出す代わりに将来のリターン、経営者は優れたサービスの対価としてのリターン、従業員は労働の対価としてのリターンを得たいと思っている。そして、そのリターンは現状の資本主義システムにおいては基本的に貨幣の形をとる。したがって、必然的に資本を持つ者・集めることができる者が大きな影響力を持つことになる。
一方で、DAOを見ると組織が形成されるのは皆リターンを得たいからというのは、基本的に同じだが、リターンはトークンの形をとる。そしてこのトークンの価値は貨幣と違って未知。これまでの会社は貢献と貨幣の関係で結びつき組織として成立していたが、DAOは貢献とトークンの関係で組織が形成されていく。したがって、貨幣つまり資本の影響力から解放されることで、様々な種類の貢献に対してトークンを与える(得る)ことができ、資本家・経営者・従業員以外の関係性が生まれていく。ファンも貢献に対するリターン(トークン)を得られるように。
ブロックチェーン(の技術的信頼性)とそれを基盤とする仮想通貨によって、資本の影響力からの解放され、そのことで生まれる新たな関係性によって成立していく組織が「DAO」なのだと思う。したがって、DAO形成のポイントは、種々の貢献とその大きさをいかに非中央集権的に認め、トークンを与えるかにあると考える。最近ではweb3やDAOという文字を見るのが当たり前になってきていると感じています。文化やテクノロジーの進化は迎合。
老若男女問わず、幸せな社会の実現を自分自身が目指しているからです。
でも、そこに差はあってよいと思うのです。潰れてしまう会社や衰退する町。それでも頑張ろう!立ち上がろう!と手を取り合うのが人間生活なんだと思います。
社会の流れがそうだから。
シリコンバレーで盛り上がっているから。
というのもわかりますが、それは本当に人間にとて必要な事?
Web3やDAOの行き着く未来を理解しているのだろうか。
内閣府が出している2050年の目標にムーンショット目標というものがある。
そしてベーシックインカムという思想も存在していたりする。
要するに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現することを目指すということだ。
簡単に言うと、人が酸素カプセルに入り、電脳世界の中で暮らすこと、だ。
そしてそこに至るまでに「ベーシックインカム」を導入し、誰もが所得を統一にしよう、という動きが出てくる。
人間生活、これで楽しいのか?
今は投資だ、儲かる、とトレンドに乗るのは良いが、考えずに行きすぎるのは危険な匂いもする…
とはいえ、僕のような小さな声しか持たないものには、この危機感を届けることはできないのだ。
もっと頑張らなくちゃ。