テスラ、米で再び値上げ 原材料高騰受け全モデルで
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この値上げの真意は気になる。製造業であれば原価高騰で売値も上がるのが通常。テスラはハードウェアよりサービスを提供しているので、ユニットエコノミクスをどう考えているのか、フライホイールのようなビジネススキームをどう設計しているのか、引き続き気になります。
原材料価格の高騰が原因の値上げなのか、値上げをしても売れるという判断なのか、はたまた他の理由なのか分かりませんが、3月にも値上げがあったので、3か月ぶりの値上げです。
https://newspicks.com/news/6798616?block=side-news-similar
最近はテスラにとってネガティブなニュースが多いので、勢いが弱まっていくタイミングなのかな、と思います。一見価格変更が多いように思えるテスラですが、他のメーカーと違い割引がないので、この調整はやむを得ないでしょう。一般的に自動車のような原料価格の変動に製造原価が大きく影響を受けるものは、原価に多少の変動があったとしても利益が取れるよう、売値にバッファを設けます。原価が安く利幅が多いときは割引率を高めたり、原価高のときは割引を控えたりなどディーラーサイドで調整できますが、テスラはそれができません。このビジネスモデルは中抜きを排除しているので、これが良いか悪いかはユーザーが判断するところですが、個人的には好感します。