「わたしが叶えたい世界」がテックへの扉を開く。Women in Techの挑戦
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「専門性×多様性」で、社会課題にアプローチしているデロイト トーマツ コンサルティングのお二人にインタビューしました。
「女子は理系に不向き」というアンコンシャスバイアスは、職業のジェンダーステレオタイプにつながります。少し前に流行った“リケジョ”という表現も、女性が少ないからこその呼び名ですよね。
そんなテクノロジー領域における女性の活躍推進を目指すのが、「Women in Tech」です。
数少ない女性でテクノロジー活用を推進してきたお二人が、どのように自らのコンサルタントとしての経験や視点を生かしているのか。ぜひお読みいただけたらと思います。
実際に行っているワークショップの例と「思考の枠組みを外すのが得意分野」というお話から、コンサルタントとは課題解決のプロなのだと感じた取材でした。そもそもテクノロジー人材がかなり足りていないのに女性男性?こういう発想は出てきにくい企業が多そうだが、いえいえ、SDGSの観点からもまさに着眼すべきところですね。
『なぜ女性はテクノロジーに尻込みしてしまうのか? ある統計によると、小学生まではプログラミングへの興味に男女差はないそうです。それが中学生になった途端、女子の比率は大幅に下がる。題材がゲームやクルマだったり、あるいは身近な家族や社会になんとなく存在する性別のイメージに触れたりしているうちに、徐々に「プログラミングも男の子のものだ」というジェンダーバイアスが生まれてしまうようなんです。』
→本当これ。洗脳。今の日本ではベビー用品売り場でも男児用:青や緑、女児用:赤やピンク。ここで日本のジェンダーのことを深く考えすぎると議論がずれていくし、このカルチャーを根本的に脱するのは私はあと50年くらいかかると思っている。私が社会人として活動しているうちに根本改善できるとは思っていないが、だからこそ今できることってこういった機会創出なんだろうなと感じた。『Women in Tech』という女性向けの啓発活動、私も何らかの形で貢献したいですね。テック業界にいる女性も専門性や志向は様々なので、ぼんやり捉えて尻込みするより、触れてみる、入ってみる、で誰でも問題ないような気がします!推論と実証していることが多い気がしますが、実はマーケティングも同じで、デジタルで人がどう動くかまるで分からないと道具が使えない側面もあるので、職種を横断するというより境界線はあまり無い、という感覚でいます。
クルマというのも完全にバイアスですよね。男女問わずプログラミングがどう身近に社会実装されているか触れる機会を親が作ってあげないとですね。エレベーター、エアコン、炊飯器、電子レンジなども全部期待した挙動どおりに動くか試験されて世の中に出てきている製品ですからね・・・。
プログラムよりテストを頭に思い浮かべる思考のほうが汎用性も応用力が高い気がしているので、私はコードよりもテストケースに触れるようにしていこうかなと思いました。
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ある統計によると、小学生まではプログラミングへの興味に男女差はないそうです。それが中学生になった途端、女子の比率は大幅に下がる。
題材がゲームやクルマだったり、あるいは身近な家族や社会になんとなく存在する性別のイメージに触れたりしているうちに、徐々に「プログラミングも男の子のものだ」というジェンダーバイアスが生まれてしまうようなんです。