円相場 1ドル=135円台前半に値下がり 約24年ぶりの円安水準
NHKニュース
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5年〜10年ではなく30年くらいの長い為替チャートを見ると、今がボックス圏から円安方向に抜けるかどうかに見えます。およそ150くらいのところに心理的な抵抗線がありそうです。
さらに長い50年くらいで見ると、プラザ合意以降の長い円高トレンドが終わり超長期の円安トレンドに入っているように見えます。
大きな円高トレンドは日本が低インフレ下での高い経済成長を続けたことが要因と考えられます。(つまり、相対的に実質金利が高い状態が続いた)
アメリカのインフレ率が高まり実質金利は低くなりやすいのですが、凄い勢いで利上げをしているので、日本よりも実質金利が高まり、円安傾向になりやすい。
と、すると、150円を超えるのは時間の問題で200円に向かうような異次元空間に向かっているように見えます。やはり21世紀に入ってからの最安値である135円15銭もあっさりとクリアして、次の節目はバブルが崩壊して日本経済がジリ貧であることが誰の目にも明らかになった98年8月につけた147円66銭に。さすがにこれをクリアするのには時間がかかると思うけど果たして
Gotoトラベルをやるのではなくて、外国人観光客招致キャンペーン(入国者数をコロナ前に戻すことを含め)や輸出支援キャンペーンをやって、結果的に円買いを起こす政策をうったらいいと思います。経済回復の助けにもなるので、一石二鳥ですね。