IT人材に高額報酬を提示するニトリ、日本のIT投資にようやく変化の兆し 企業のIT化のカギを握るのは技術ではなく人材
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年収1300万というのは平均的な社員の水準からしたら高いのだろうが、本気でIT化を進めていきたいのであれば、知見を持っている層を採用するには不足している感はある。経験を持った人が次の次のキャリアまで考えていると想定し、どのような経験ができるのかを明確に提示しておく必要がある。
やっとこういうトレンドになってきたんですねー。これまでITベンダーになんでも丸投げし、要件定義もちゃんとできず、後で次から次へと仕様変更をして、コストが跳ね上がることに文句を言う、という構図を嫌というほど見てきました。
多くのケースで欠けているのは、経営者の「自分はXXXを実現したい」という明確な意志であり、「その意志を実現するためにはどうやったらいいのか」を考える力です。どうやったらいいのかをきちんと考えれば、要件とアーキテクチャを考えるのをある程度内製化しなければいけないのは当たり前で、ここにお金をかけるのは当然のことになります。
投資をきちんと人にかける、という話も大切ですが、それ以上に大切なのは、経営をする明確な意志です。ちなみに、IT知識(プログラミング等)があっても仕事ができない人はたくさんいますし、システム開発は要件定義をする現場部署側が優秀でないと上手くいかないし、リスクマネジメントの観点でシステム導入後のプロセスの良し悪しを適切な判断ができる人がいないと、折角作ったシステムが無駄になることもあります。
IT人材だけいれば良い、という話じゃない。