EVが“日常生活の足”にならない日本の自動車業界の根深い問題点
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マガジンXのOBで、本誌にも寄稿してくれている小林さんの記事です。
日産三菱連合がいち早く市場投入した軽自動車のモーター車は、向こう2年近くひとり旅が続きます。競合他社は地団駄を踏んでいるのではないでしょうか。
まずは1人一台クルマが必要な地方部で購入者が増えるものと予想されます。初期購入額は国の補助金55万円を差し引いて185万円程度です。地方自治体の補助金も期待できます。普通充電で充電できるのもメリットです。
骨格の多くをガソリン車と共用していることからも分かるように、電池を積んでも室内スペースは充分確保されています。
https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/4soku
日産と三菱合計の軽自動車月次販売台数が1.4万台程度だとすると、そのうちの1割程度がモーター車になるのに時間はかからないと思います。
その1割は置き換わりか上積みか。
ショールームへの来店誘致促進効果も見逃せません。現状ではBEVが日常の足になることは考えにくい。補助金でやっと買える商品に本当の競争力はない。もっとじっくりと育てないと。しかし、業界の根本的問題点がどこに書かれているのか、読み取れなかった。
実のところ日産サクラ、三菱ekクロスEVは爆発的に売れる可能性はある
国から55万円、東京なら更に45万円の合計100万円の補助金漬けな訳で
ベースグレードなら140万円になる
車両価格の4割引
言うまでもなく、長くは続かない異常なほどの補助金です
購入者は駆け込み殺到するのでは?
にも関わらず、既に電気需要量に対して発電量が足りなくなるので節電要請するなんて話になっている
「電力が足りないので、EV充電をお控えください」なんてアナウンスが出かねない
行き当たりばったりのEV補助金もそうだが、発電構成のロードマップ(需要増加に伴い、どの様に具体的な強化を計画するのか)を真剣に考えて国は示さなければならない
それができずにEV普及も何もない