米雇用統計、5月の非農業部門雇用者数39万人増-失業率3.6%
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記事のグラフが示す通り雇用者数はパンデミック前のレベルに回帰。時給は前年同期比+5%を超えているので、FRBとしてはやはり雇用よりも物価に軸足へ。
しかし今週のデータを広く眺めると、そろそろ雇用の伸びが鈍化しそう。テスラは経済が悪くなる前に人員適正化に向かうようだが、最終的には解雇者に一番恨まれないタイミングではないか。他社も追随だろう。小売では雇用が減ったとこの雇用統計が語っている。
原油高を起因とするコストプッシュインフレを金融政策で抑え込もうとするには、強烈なドル高と総需要の抑制が必要になりかねない。このさじ加減は難しいのではないかな。アメリカこそ強靭さをもっていると思います。
コロナで少なくとも100万人は死亡しました。誰一人政府の不作為を言わず、もくもくと暮らし、もくもくと働きます。
GoToトラブルのようなキャンペーンを立案せず、国民は一生懸命に消費します。経済の面では何もトラブルはありません。
なんでアメリカはこれほど強靭だろうかと不思議に思います。