スキルよりも「頭と心で考える力」ZOZO広報に聞く"広報力"の正体
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現役のビジネスパーソンによる職業解説連載「5分でジョブ解説」、今回は広報に焦点を当て、ZOZOの松尾果歩さんにお話を伺いました。
パーパス・ドリブン経営の浸透により、その重要性が高まりつつある広報。手法の話に注目が集まりがちですが、「手法に卓越するよりも思いの強さが重要」という松尾さんの話は時代性をとらえた本質論だと感じます。
広報は未経験転職も増えていると聞くので、今後のキャリア開発に向けて試行錯誤している方、ぜひご覧になってください。相手の立場に立って考える、決して誤解を与えない。そして、良さを解釈して伝えていく。このような徹底した想像力が、松尾さんのスキルを魅力的なものにし、さらに多様な顧客と顧客の変化に対応する「広報」の創出につながっていることを感じました。
「自分自身を常にアップデートできる」という仕事に出合い、日々、成長を実感できている人の姿には、感化されるものがあります。松尾さんは広報の仕事を、「自分なりの色で付加価値を生み出し、積み重ねた価値で未来をつくっていく仕事」と表現されておられます。
広報の仕事に正解はないので、オリジナリティが求められます。そのためには、日頃から情報収集を行い、自社について誰よりも詳しくならなければいけないとのことです。
自社のサービスに愛着があるからこそ、熱量を持って取り組めるのかもしれません。「自分の好きなものを広めたい」という感情を大切にしてきたいと思いました。