国境を越え、世界を変える「ビジネス力」の養い方
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学生時代にはコンサルがキラキラして見えることもありますが、言ってしまえば彼らは裏方さんです。もちろん裏方さんの仕事も大事ですが、とりわけ理工系の学生さんなら、テクノロジーが世界を変えているこの時代、その最先端で技術者や科学者として表舞台で活躍する方がはるかに楽しいし生きがいがあると、少なくとも僕は感じます。もちろん人それぞれですが。
それと、最近の日本の科学技術の衰退の一因は、トップの理工系人材が外資コンサルや金融に流れていってしまってることにあるようにも思うのです。だって相談役ばかり優秀でも、実際に手を動かす人材が優秀じゃなきゃ何も進みませんから。
というわけで「世界を変えたい」という志のある理工系の学生さん、一緒に科学技術の表舞台で自分の手を動かして世界を変えようじゃないですか!世界各国・地域の産官学が集まってグローバルイシューを議論し、経済のイニシアティヴを構想する。そんな舞台で活躍する人たちってどんなだろうと興味津々でインタビューに臨みました。
これまで手がけてきたプロジェクトやキャリアについての考えを聞くと、濵田さんも原元さんもすごいんですよ。それぞれの動機も明確だし、ひとつ仕組みを作ったら、国や産業レベルでインパクトが出るような話に聞こえる。それなのに、本人たちに気負いや鼻にかけたところがない。
はじめは謙遜かと思ったけれど、おふたりとも自分が解決したい課題や目の前の仕事に自然体で向き合っているんだなと感じられました。こういう社会を変えるようなプロジェクトに戦略から実行まで携わるって、大変だろうけどおもしろそうです。実は私も以前はここまでデロイトトーマツグループのビジネス規模が大きくなっていることを知りませんでした。課題の発見から解決に導く仕事の機会は多岐にわたりかつ豊富で色々な話が舞い込んできます。それ故、働き方も様々。所謂マネジメントコンサルティングに従事することもできますし、グローバルプロジェクトマネジメントに特化して働くことも可能ですし、アナリティクスの専門家として先端的な研究に関わることも可能です。一つの専門分野に限らず複数の専門分野の知識・経験を活かす場も見つけられると思いますし、今後は”2芸に秀でた人材”がより一層求められていくと思います。