【核心】「次のジブリ」は、どうすれば生まれるか
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北米に住んで20+年、アニメ好きの子供もいるので、「我々はいつまで海賊サイトで見なければならんのだ」という声を聞き続け、やはりというか黄金の国ジパングは輝く国内コンテンツの海外マネタイズ・スキームを構築出来ず、ジョン・ラセターの紹介によるジブリ映画館配給+DVD化、そしてネトフリに代表される配給といった「黒船」貿易が主な原動力となって開国した感を、国外では感じます。
ネトフリになって本当に楽になりましたもん。吹き替えでさえ英仏スペイン中国ポルトガルなど用意して公開するのは驚きながら、それらは市場ニーズの証明でもあると思います。「40代以下で昔から放映してるドラエもんを知らないスペイン人はいない」とスペイン人からも言われますし。
で、次は版権物、すなわちmerchandiseのニーズが来る(というか来ている)と思います。子供らは「お布施したいのに賽銭箱がない、商品持って来い」と言い続けてますし(再度日本のアニメイトに連れて行かねばならない)、地元の模型屋はどこも従来のプラモデルがどんどんガンプラに追いやられています(お陰で日本製の良い工具が買い易くなった)。考えてみれば、世界中のディズニーランドとストア(サンリオも人気です)で既に行われているビジネスモデルなので、是非日本企業の手で黄金を売って外貨とファン層を獲得して下さい!
注目のコメント
いいものを作ろうと、人と時間を費やすほど、収支が悪化してしまう──。
アニメ制作会社を悩ませるこのジレンマは、他の業界でも共通するものだと思います。
クリエイティブの世界では、お金を稼ぐことがタブー視されがちですが、最高のものを作っている人は、その分きちんと稼げる世界であってほしい。
受注業から脱却し、制作スタジオとしてのブランドを確立するため、様々なビジネススキームを試すアニメーション企画会社、ツインエンジンの山本代表にお話を伺いました。「配信の時代になって劇的に変わったのが、それまで「秋葉原の20万人」だった天井が、数億人レベルへと上がったことです」
一方で、プラットフォームは作品の内容や質を規定するところもあるので、複数のプラットフォームと渡り合えるようになることも大切ですね。
複数のプラットフォームと渡り合うのは大変ですが、ひとつの市場で圧倒的な信頼を勝ち取り、少しずつ市場を広げていくというのはどのカテゴリのスタートアップも同じですね。アニメはある意味固定費ビジネスで、損益分岐点を超えた分がすべて利益だし、かつ人気ドラマの続編の様に俳優のギャラが高騰することもないので一旦ブランドを作れば持続性が高い(○○2とか)。受注業に戻るかもなんてさみしいことを言わず、ぜひチャレンジして実力も売り上げも成長して欲しいと思いました。