EV急増で供給追いつかず「電池向け金属」高騰、中国リチウム5倍高
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注目のコメント
資源確保競争とは別に、More from Lessとして他の材料探索をしたり、高騰した素材をリサイクルしたりもしてますけどね。ザラ場に群がり値が上がる現象はニュースにしやすい。ジェボンズのパラドックスは資源には適用されないので、有望な代替素材にそろそろ目が向く頃だと思います。
もし材料開発史があれば大抵Fe系素材に辿り着いているのではないかと思うので、LFP正極がコストも含めて究極と思えますが、電池の場合はエネルギーキャリア、即ちリチウムイオン(Li+)以外の可能性も有ります。
たとえばフッ化物イオンやポリアニオン、水酸化物イオンやヒドリドなどが有り、カチオンのLi+からアニオンへの移行が検討されています。世の中,たいていのモノは需要を超えて供給されることがなく,そこに経済学が存在し,新しい技術が生み出されるわけで,このニュース自体は大した意味はありません.リチウム資源回収技術の研究開発が進むでしょう.例えば,遅かれ早かれ,既存のリチウム回収と再利用,海水からのリチウムの回収量が陸上採掘の量を上回るでしょう.
「住友金属鉱山は(中略)住友大阪セメントからリン酸鉄リチウム(LFP)電池材料事業を譲り受けることで合意。(中略)インドネシアで計画していたニッケル事業の中止を発表。」
LFPのエンドユーザーが気になります。