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ロシア産石油、輸入禁止へ=EU追加制裁、年内実施―最大手銀を決済網排除・欧州委案

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    東京大学 公共政策大学院教授

    まだ欧州委員会が提案した段階だから決定ではないが、これに反対するハンガリーなどをどう説得するかがポイントになりそうだな。反対する国は適用除外とするというのも一つの手。ズベルバンクをSWIFTから切ってもガスプロムバンクは残る。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    年内実施(8か月後)では遅すぎる、ということも十分ありえますが、ロシアからの石油の輸入を停止して代替を用意するのは、ヨーロッパ諸国にとってむずかしいです。8か月でも準備期間として短すぎるのが実際でしょう。
     そして、天然ガスの輸入を禁止するのはもっとむずかしいです。
     それから、ヨーロッパ諸国が買わなくても、中国やインドがロシアの石油を買うことはほぼ確定しています。ほとんどの非欧米諸国(日本以外)は、買うのではないでしょうか。
     この制裁は、非欧米諸国にすれば、欧米諸国によるロシアへの制裁の波及で、極めて高いインフレ率がやって来る、ということです。
     アジア、アフリカの諸国にすれば、欧米諸国に付き合いたくはないでしょう。ひどいところだと、餓死者も出るし、内乱も起きるし、政権が倒れる国もいくつか出てくるでしょう。
     そういったアジア、アフリカ諸国の食料危機・エネルギー危機を補う手当をする余裕は、米国にもヨーロッパにも日本にもありません。そうであれば、なおさら非欧米諸国は付き合う義理は無いと思うでしょう。
     ただし、ヨーロッパの代わりにアジア、アフリカ諸国に石油や天然ガスを売って十分な外貨収入を得る、というのは、ロシアにとって容易なことではありません。特に、天然ガスについては、パイプラインがつながっていないところに売るのはむずかしいでしょう。
     だから、ヨーロッパ諸国が天然ガスを買わない、というのがロシアにはより大きな打撃になるのですが、天然ガスばかりはいつ輸入禁止できるのか、めどが立ちません。

    (追記)EUの制裁には、ロシア産石油の運搬禁止も含まれることになりそうですが、それなら効果が大きくなります。
     ロシアの輸出用石油の6割を運んでいるのは、海運大国ギリシアのタンカーです。ロシア自身は、そんなにタンカーを持っていません。
     インドがロシアから石油を買おうにも、運び手がいなくなります。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    世界の3大産油国は米国、サウジアラビア、ロシアの3か国で産出量は拮抗しています。国内需要が大きい米国は輸出に回せる量が少ないのでロシアとサウジアラビアが輸出量では大きいわけですが、ロシアを締め出してもサウジアラビアが積極的に増産する様子は報じられるところ見られません。
    バイデン大統領がムハンマド皇太子を批判して口も利かない間柄とのことなので、米国が増産を頼んでも色よい返事が得られないと耳にします。もともと防衛を米国に頼って軍事力を小さく保ち、政権転覆の火種を無くして来た国なのに、変われば変わったものですね・・・ 米国が大増産でもしない限り原油価格が高止まりすることは避けられないように感じます。世界の人口の3分の2は対ロ制裁に加わらない国にいるので、欧州向けの原油が別のところに高値で売れるなら、原油資源を全く持たず価格の高騰分だけ産油国に富が流れる我が国等の方が厳しい影響を受けるかも知れません。
    ロシアがクリミア半島を併合した2014年を境に強まった力にものを言わせる世界の勢力圏争いが、激しさを増して定着しそう。本気で日本の未来を考えて手を打たないと、軍事力と経済力で押す米・中と理念を掲げつつ実利を追求する欧州の狭間に落ちて、漂流しそうで不安です。
    ズベルバンクをSWIFTから排除しても、ガスプロムバンクが残っていればそこを通じてロシア国内の銀行とつなぐことが出来、天然ガスを始めとする取引の決済にはさしたる影響が出ないんじゃないのかな・・・  (・・;


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