デジタル教科書へ全面移行、公立小中の86%が懸念…理由最多は「故障や不具合」
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故障や不具合も生徒と先生で修理する。それもリテラシー向上につながると思います。ただし、文書を読み解く力、検索する力、書く力はデジタルでは養えないと思います。何のために教科書のデジタル化をするのかを見失ってはいけません。
文科省は、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善や、特別な配慮を必要とする児童生徒等の学習上の困難低減のため、としています。教科書のデジタル化自体が目的ではなく、単なる手段でしかありません。
注目のコメント
大学院の講義で推薦している海外の教科書があります。
当然書籍として売っていて1万円くらい。けど、PDF版は著者のHPで無料公開されています。紙で欲しい人は買ってね、ということ。今どきらしいビジネスモデルだなと思ってます。
もちろん、著者が1人の場合と多くの人が関わる日本の教科書では事情が異なるでしょうけれども。
Computer Vision: Algorithms and Applications
https://szeliski.org/Book/教科書は単なる本というよりもノートブックに近いので、書き込み(いたずら書きも含む、というよりそれが重要)ができることが肝要。それがデジタルで実現されているかどうかが一番気になります。
また、(すくなくとも)義務教育の教科書はネット上に内容を公開すべきだと思っています。子どもたちがどういう教科書で教育を受けているのかを知っておくことは重要ですし、「学び直し」の機会促進にも繋がります。デジタル化、大賛成です。故障や不具合を心配するのは、電車が止まるかも知れないから、徒歩で通勤しますと言っているのに等しい。紙の教科書と比べたデメリットは、ノートに書き込ませるなど、教え方で対応できます。なによりも、教科書を詰め込んだやばいくらい重いランドセルから解放されるのが大きい。