【ビッグイシュー】なぜ、大量廃棄問題を「在庫分析」で解決できるのか
コメント
注目のコメント
取材ありがとうございました!
取材後に改めて思ったことをコメントに書きます。
記事の中で触れたように、FULL KAITEN導入企業の導入当初のデータを分析したところ、全商品のたった15%で粗利の8割を生み出していることがわかりました。
私はこの85%に小売ビジネスの成長余地とサステナブルが秘めたる可能性を確信しています。
FULL KAITENの存在価値は、この85%から今まで取り損ねていた粗利を生み出せるようになることです。私たちはこういう力を儲ける力と呼んでいます。
小売業やSPAが儲ける力をつければ、今より在庫を減らしても業績は向上します。リユースやリサイクルなどももちろん大切ですが、その前に作る量を減らさなければカーボンニュートラルも資源保全もできませんし、弊社のミッションである大量廃棄問題の解決もできません。
フルカイテンは、大量生産の抑制に繋がる様々な在庫分析テクノロジーを今後も提供し、世界の大量廃棄問題の解決に貢献していきます。
そして子供や孫の世代までより良い地球を残せるようチャレンジを続けます。
フルカイテンコーポレートサイト
https://corp.full-kaiten.com/
ブランドサイト
https://full-kaiten.com/仕事柄これまで多くのSaaS企業を取材してきましたがフルカイテンは最も「血の通った」プロダクトをつくっていると感じています。
代表の瀬川さんは自身が営んでいたアパレルECで迎えた経営危機をシステム開発で乗り越え、その独自性が高いノウハウがFULL KAITENに活かされています。
スタートアップという観点からは国内最大手のVCであるジャフコからも熱烈な支持のもと投資を受けており、注目バーティカルSaaSスタートアップの1社です。
在庫適正化という文脈はSDGsやグローバルアパレル企業の課題感とのマッチも大きく、ぜひ世界に羽ばたくSaaS企業になってもらいたいと個人的に期待しています。お話をおうかがいしました。かつて、ファッション産業の業界紙記者として勤めていたことがあり、いかにしてSKUの管理を徹底するのか、あるいはオンラインとオフラインで在庫をシームレスに回すか、といった話はよく話題に上がっていたのですが、お恥ずかしいことに、在庫そのものにこんな大きな課題があるとは知りませんでした。
なぜ、フルカイテン(社名もストレートでいいなと思いました)がリテールの「在庫」に着目したのか、なぜそれが大量廃棄問題の解決につながるのか、瀬川さんのアツい想いとともに、ご一読くださいませ。