ホンダ、EVに10年で5兆円投資 30年までに世界で30車種
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EVの参入障壁が低いと言うことと、それをどう量産化するかはは別の問題。
バッテリー等ガソリン車とは違う新たなサプライチェーンの構築も必要。
さらにこれからのEVは自動運転とのセットが必須。
ギガファクトリーなる垂直統合型の大工場を世界中に配し、日々実地走行からデータを蓄積しFDSを進化させているテスラは、2030年2000万台を目指している。
日本車は完全に出遅れた。
今後10年は日本車にとって厳しい時代になるんだろう。
注目のコメント
WLTPモードで1000km走行可能で、急速充電10分で300km走行出きるだけのインフラのブラッシュアップが欠かせないと思います。
アウディもそうした車両を開発中で数年後に市販するとのこと。
「A6アバントe-tronの一充電走行距離はWLTPで最大700kmとされており、1回充電すれば1000kmになる。」
ゲームチェンジャーとなれるか。頑張れ日本車!頑張れホンダ!日経新聞の記事からは数年間はAESCやCATLから調達することが読み取れます。その先をちょっと強引ですが推測してみます。
北米に新しく合弁で立ち上げる電池工場を拠点に「フッ化物イオン全固体電池」を生産し、AESCが新設する茨城町の工場で同じ全固体電池を生産して日産が調達することも妄想出来なくもありません。
ホンダは2018年にカルテックとNASAと連名で、フッ化物イオン電池の開発に成功したとサイエンス誌に発表しています。https://www.science.org/doi/10.1126/science.aat7070
そして今回ホンダはAESCから調達することを正式に発表し、先日日産はNASAとの連携を発表しました。
このフッ化物イオン電池は、一昨年にトヨタも京大の内本研との試作成果を発表しており、かつ固体電解質を採用しているので全固体電池です。また、リチウムイオン電池(LiB)の約7倍の容量が見込められ、NEDOでも研究が進められている一方で、殆ど海外で手掛けているところを聞きません。
本当に大事なことは軽々に発表しないですし、一度膨らみ過ぎた全固体電池の期待を萎ませるくらいで丁度良いのかもしれません。
今年から中Welionや台Prologium、来年初にはQingtaoが固態電池(中国では固体を固態と呼ぶそうです)を量産します。NIO(Welion)やGogoroにMercedes(Prologium)が採用したようですが、さてどうなるか。
追記
ホンダが発表したフッ化物イオン電池は液系です。注目していたホンダの4輪説明会。幾つか気になる点を箇条書き
・電池について、北米でGM以外にも生産を行うJVの設立を検討中。日本ではエンビジョンAESCから調達
→これは全固体のSES(SolidEnergy)か、ただこちらもGMも出資(①)。LiBについては足元では1末の読売の時点で北米LGと日本AESCの報道も出ている(②)。北米LGは、結局GMとUltiumのJVをやっているので、LG以外でなければあまり調達の文さんにはならない。日本のAESCは、元々日産・NECで売却したもの。ホンダは国内ではGSユアサとJVでBlueEnergyがあるが、そっちからは変えるということ。
一方で、これだけ多くの電池があると、グローバルモデルとかどうするんだろうという気もする…
①https://newspicks.com/news/6590387
②https://newspicks.com/news/6635215
・日本では2024年前半に商用の軽EVを100万円台で投入。その後はパーソナル向けの軽EV、SUVタイプのEV
→先日、VWが高級車に専念する報道があった。電池コストを考えると、高級車じゃないと厳しいという現実論。そのなかで軽EVというのがどれだけの航続距離・電池搭載量、利益率で出てくるか。軽ではなくても小型車で成立する技術であれば、このマーケットを取れる可能性は、小型車戦略として期待したい。
https://newspicks.com/news/6912533
あとでプレゼン資料も出てくるかもしれないが、一旦下記がプレス資料。
https://www.honda.co.jp/content/dam/site/www/investors/cq_img/library/filings/CY2022_20220412_TSEfiling_j1.pdf