ロシア、年内の国債発行停止 財務相、法的措置も
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ロシアのシルアノフ財務相は、「外国の債権者に誠実に対応しようとしているのに、欧米側は人工的にデフォルトにしようとしている」として法的措置も辞さない構え。
この言葉をそのままシルアノフ財務相に返します。「世界平和を願って暮らしているウクライナに対し、ロシアは暴力的に侵攻し、ロシアの領土にしようとしている」。自分勝手もいい加減にしなさい。そう叱る人はいないのでしょうか。「借り入れコストが天文学的になるため、意味がない」
これこそまさに、西側陣営による経済制裁の成果です。
国債金利がかつてないほどの高水準にとどまる中で、ロシア国内の金融市場における基準金利も上がり、同国の家計セクターが背負うことになる住宅ローン金利負担も「天文学的」になるはずで、これがロシア国内経済に及ぼす影響は、計り知れない。それが、どう効いてくるか、注視したいと思う。外貨建ての債券発行はできませんので発行するとすれば国内向けのルーブル建てになりますが、ルーブルは通過防衛中なので少なくとも20%超の金利の設定が必要です、ただ仮に20%で新規発行したとしても引き受け手はいないか非常に限られると思います。それはロシアのMOFも分かっているので、発行停止に追い込まれたことを主に国内へのプロパガンダに使っているのだろうと思います。
資源と貨幣と債券、この組み合わせをどうするかがロシアの財務省と中央銀行の頭の痛い問題でしょう。