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リポDにヒントを得たタイ人がレッドブルを作りオーストリア人がタイ以外の販売権を得て独自のマーケティングで勝利した。競争相手のいないマイナースポーツから攻めたのは秀逸
Googleのシュミットは「プロダクトが全てだ」と良い、レッドブル創業者は「マーケティングがすべてだ」と明言。経営は面白い!
元々、エナジードリンクは日本の製品が強かった。
レッドブルは元々タイの製品(当時の名前は違うけど)だが、当時はリポビタンDがタイを席巻していた。
だが、このCEOが販売権を獲得すると、リポビタンDを参考にして改良し世界へ広げた。
日本製品にも大いにチャンスがあったのに…
やはりトップの力量は重要ですね。
開発担当役員と営業担当役員の関係を見れば、その会社のだいたいの文化は分かる。
「開発こそが主役だ」「いや、営業こそ花形だ」と双方プライドを持っている会社は強い。でも、「売れないのは商品が悪いからだ」「営業が売らないからだ」と責任を擦り付け合っている会社に、未来はない。
以前日経BPから出たレッドブルの本の解説を書いたときにこの会社を調べたことがあります。ヒジョーにクセがある独自の経営。ヨーロッパ的な成熟を感じさせる優れた経営。
疲れている時、リポビタンDやオロナミンCを、自販機の前で、こそこそ飲みます。女性としてはなんかおっつあんぽくっておしゃれじゃないから。でもリポビタンDを飲むとなんか効いたような気がする。レッドブルとは正反対のブランドイメージ(戦略?)ですね。
実はまだ飲んだことないので、今度飲んでみて、味で決めよう。
もともと欧米ではドリンクよりビタミン剤が普通。合理的に考えれば、その方が評価対効果は遥かに高いのだ。しかし、ドリンクの方が効く「気」がする。レッドブルは、日本のリポビタンDからエナジードリンクという着想を得たと言われている。日本人が高い金を払って、この「気」を買うのを理解した訳だ。感性に訴求するこの種の商材には、プロモーションが非常に威力を発揮する。これは人間が感覚的存在でもある以上、変わることはないだろう
マーケットを創造するのはプロダクトかマーケティング。ネットの世界でよいプロダクトなくして、マーケットを創造できた例ってあったかな。
「マーケティングがすべてだ」と言い切り、レッドブルの会社登記簿には業務内容として「レッドブルの活用」としか記されていない。レッドブルは売上の30%をブランド構築に費やすと決めており、現在のマーケティング予算は600億円を超えています。
なんてすごいCEOなんだろう。
ここまで強い思想と意思を持って戦ってる会社はすごいですね。だからこそこのイメージを手にしているのだと感じました。そしてこの結果はすごい。
「これまで140を超える競合企業が、似たような製品や名称で闘いを挑んできましたが、レッドブルは今も全世界のエナジードリンク市場の70%を占めています。」