• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

安倍元首相の記事見せるよう要求 朝日編集委員の処分決定

182
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • 新聞記者→公認会計士(会計・監査)

    朝日新聞は処分に関し、記者行動基準で「独立性や中立性に疑問を持たれるような行動はとらない」と定めていると説明しています。実際の行動基準を補足すると「記者は、自らの職務に誇りをもち、特定の個人や勢力のために取材・報道をしてはならず、独立性や中立性に疑問を持たれるような行動をとらない」「取材先の信頼を得ることは必要だが、取材先と一体化したり、読者から記者の中立性や報道の公正さに疑念を持たれたりすることがあってはならない」 などと書いてあります。
    https://corporate.potaufeu.asahi.com/corporate/info/14279344

    今回の処分に疑問はないですが、一部の表面化した例だけーおととしの検察幹部との麻雀騒動などーが処分され、それ以外がクリーンであるような印象を作っていないか。私の二年半ほどの短い記者経験からしても、事件報道における警察・検察からの情報をベースにした報道、およびそのための「取材先の信頼を得るための」交遊活動を持って一体化していないという方が困難だと思います。

    問題は何が行動基準のいう「取材先と一体化したり、読者から記者の中立性や報道の公正さに疑念を持たれたりすること」にあたり規制されるのか具体的でないこと。記者にしてみれば具体的にどこまでがセーフなのかわからず、それ以上に取材先の信頼を得ることが日々の評価に直結します。

    この行動基準のくだりは麻雀問題で追加されたとのことですが、では賭けないで麻雀してたら良かったのか、コロナ禍でなければ問題なかったのか、それすらわかりません。倫理観の強い人は、処分がないときは取材先とカラオケすらしないと解釈するという、期待ギャップを利用しているように思えます。

    峯村さんのnoteでは、安倍さんは私の取材先ではないので行動基準違反に当たらない主張されています。

    わからなくもないのですが、特に日本において大手メディアに属していることが取材活動の条件だったりするーフリーでは記者会見にすら入れない、新聞社の名刺一つでほとんどの人に話を聞くことができるーので安倍さんは自分の取材相手ではないし安倍さんの記事は書かないんだから独立性に影響しないというのは、(峯村さん個人としてはそうかもしれないですが)組織としては受け入れられないでしょう。すべて曖昧抽象的な基準に問題があるとおもいます。


注目のコメント

  • badge
    毎日新聞 客員編集委員

    驚きました。昨年度の新聞協会賞を受賞し、国際関係についての知識も取材経験も豊富で、当代きっての敏腕記者です。とりわけ中国の権力の内側についての彼の卓見には敬意を持っていました。逆にそれだけ優秀であったために、また善意の人であったがために、報道倫理の問題を見落としたのだと思われます。峯村氏のnoteを読むと、彼の善意がよくわかります。ただ、これは安倍元首相うんぬんの問題ではなく、やはりやってはいけないことでした。これが許されてしまうと、読売の政治記者が、朝日の記者に「首相が心配されているのでゲラを見せろ」ということにまで事態は進んでしまいます。すべてのメディアが、他山の石とすべき事案です。とりわけ優秀な記者は。


  • badge
    ノンフィクション作家

    週刊ダイヤモンドの毅然とした態度は立派。

    本人はnoteで「誤報を防ぐためだった」と言っているが、これは他メディアの他の編集部の記事。週刊ダイヤモンド編集部が全ての責任をおう。第三者が「ゲラを見せろ」と言うのは、「編集権への介入」に他ならない。

    その後の朝日の対応も適切。これが通れば、新聞社は恒常的にこういうことをやっているのか、ということになってしまう。


  • 事業会社社長/経営コンサルタント

    峯村氏の対応は行き過ぎだと思うが、その一方で峯村氏のnoteに記載があった、週刊ダイヤモンド記者の『紙面に穴を開けるわけにはいかないから掲載を強行する場合もある』との発言にも唖然とした。記事の正確性よりも紙面の穴を心配するようでは記者として失格だと思う。

    峯村氏のnote
    https://note.com/kenji_minemura/n/na8bcec8efb30

    > 安倍氏との面談後、安倍事務所の秘書からも「A記者から3月13日までに修正をしてほしいといわれた。しかし、明日から代議士が出張に行くので、確認が確約できない、と伝えたが、『紙面に穴を開けるわけにはいかないから掲載を強行する場合もある』と言われ、対応に困っている」と相談されました。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか