安倍元首相の記事見せるよう要求 朝日編集委員の処分決定
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驚きました。昨年度の新聞協会賞を受賞し、国際関係についての知識も取材経験も豊富で、当代きっての敏腕記者です。とりわけ中国の権力の内側についての彼の卓見には敬意を持っていました。逆にそれだけ優秀であったために、また善意の人であったがために、報道倫理の問題を見落としたのだと思われます。峯村氏のnoteを読むと、彼の善意がよくわかります。ただ、これは安倍元首相うんぬんの問題ではなく、やはりやってはいけないことでした。これが許されてしまうと、読売の政治記者が、朝日の記者に「首相が心配されているのでゲラを見せろ」ということにまで事態は進んでしまいます。すべてのメディアが、他山の石とすべき事案です。とりわけ優秀な記者は。
週刊ダイヤモンドの毅然とした態度は立派。
本人はnoteで「誤報を防ぐためだった」と言っているが、これは他メディアの他の編集部の記事。週刊ダイヤモンド編集部が全ての責任をおう。第三者が「ゲラを見せろ」と言うのは、「編集権への介入」に他ならない。
その後の朝日の対応も適切。これが通れば、新聞社は恒常的にこういうことをやっているのか、ということになってしまう。峯村氏の対応は行き過ぎだと思うが、その一方で峯村氏のnoteに記載があった、週刊ダイヤモンド記者の『紙面に穴を開けるわけにはいかないから掲載を強行する場合もある』との発言にも唖然とした。記事の正確性よりも紙面の穴を心配するようでは記者として失格だと思う。
峯村氏のnote
https://note.com/kenji_minemura/n/na8bcec8efb30
> 安倍氏との面談後、安倍事務所の秘書からも「A記者から3月13日までに修正をしてほしいといわれた。しかし、明日から代議士が出張に行くので、確認が確約できない、と伝えたが、『紙面に穴を開けるわけにはいかないから掲載を強行する場合もある』と言われ、対応に困っている」と相談されました。