中学生のSNS利用率は9割、小学生低学年ではTikTokが浸透 - ドコモ調査
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注目のコメント
もう少し全体を深く捉えると解像度が上がります。
結論から言えば、高校生のスマホ問題など今や昔話。すでに関心は小学生。遡れば、ゲーム、テレビ、ギター、アニメ…もはやスマホもこれら先輩と同様、後に完全に教育ツールに変身を遂げるのは間違いなさそうですね。
子どものスマホ所有率上昇
小学生でキッズケータイ所有を上回るのは調査開始以来初
(2022年2月28日)※同機関調査
https://www.moba-ken.jp/project/children/kodomo20220228.html
所有率:小低学年=15%、小高学年=33%、中=79%
つまり、記事の「利用率9割」はケータイ所有中学生だけで9割ということ。すべての中学生で言えば、約8割×9割=全体の7割強が利用しているということ。
【内閣府の経年調査】
青少年のインターネット利用環境実態調査
https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/net-jittai_list.html
最新の令和3年度調査を見ると、記事調査のサンプル数が関東圏内500であるのに対して、内閣府調査は約3倍の全国1500近くで、ここでは子供専用ケータイの利用率が、小高学年=63%、中=91%と記事調査より高く出ていることも併せて見るべきでしょう。
また、親のスマホや自宅PCまで含めると、小高学年でもネット利用率96%。中高はもちろんこれ以上。もはや利用率を詳細分析する段階にはないようです。「小学校低学年女子ではLINEの利用率(22.5%)をTikTok(28.8%)が上回った」とのこと。世代によって異なる利用するSNSの違い。興味深い。
低学年女子ではLINEの利用率をTikTokが上回ったと。青少年からデジタルを遠ざけた時期は去り、たどり着いたデジタルは、世代によって生息地がバラバラで互いが見通せない空間。