【超約】今週のニュースを「3つの要点」でおさらい
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コロナパンデミックやロシア侵攻などの暗いニュースが多いなかでは、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」の快挙は光ります。
季節はようやく春爛漫。今日は「ドライブ・マイ・カー」といきますか。濱口竜介監督の作品が、他部門の候補作の制作費の10分の1以下ということを恥ずかしながら知らなかったので、すごい!と心から思ってしまいました。最近はNetflixなどで、かなり大きな額をかけて制作される作品も多く、いいものが出来るには兼ねがかかる、とどこかで勝手な偏見を持ってしまってたことに気がつきました。
また、こうやって週末に振り返る習慣は、考えを整理する事にとても役立ち、日々を何気なく過ごすことを避けるための工夫の1つになるなぁと思いました!
加えて、距離を少し置いて眺めてみることで、良いことも悪いこともしっかり客観的になれるという効用もあると感じました。
最近はとくに暗いニュースが多いと感じていたのですが、ニュースそれ自体には、悪い側面だけでなくて良い側面がある可能性も含めて、多角的に捉えられるようになろうと改めて思いました。ドライブマイカーの受賞は盛り上がったと同時に、よくハリウッド映画などの10分の1にとも取れる低予算でここまでやったな、という日本の映画業界の投資規模の小ささと、その低予算で世界の頂点ともいえるアカデミー賞を獲った手腕の凄さの2つが混ざり合って不思議な気持ちになりました。素直に喜べない、というか、日本映画界の将来を考えると不安に思うような気持ちです。一方で、低予算だからCGやVFXでセットを作りこめないので実際のロケーションで撮影を行う、という古き良き撮影手法だからこそ、演技によりリアル、な「その場」感が加わっているようにも感じます。