【異変】23卒の就職人気ランキングに隠された、会社選びの新常識
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「なりたい職種で会社を選ぶ」が当たり前になればいいと思います。僕自身は株式アナリストになりたくて証券会社を受け、結局ゴールドマン・サックスの“投資調査部に”内定をもらったので行きました。
ここ数年は「なりたいものがハッキリしない」という人も多いと感じていて、そういう人につぶしの効く(よく言うとポータブルスキルが身につく)コンサルティングの人気が高まっていたように思います。
こちらのアンケートを見ると「やりたい仕事で選ぶ」という人が一番多いので、そうじゃない人が選ぶコンサルの人気が下がっているのかなと想像します(他社のアンケートでは、まだコンサル全盛のものも多いですが)。
ただ、「やりたい仕事で選ぶ」時代には、そもそも就職人気ランキングも「会社名」ではなく「職種名」であるべきですよね。
証券会社を受けていた僕なら、野村證券に行きたいか?と言われても困る状態でした。なぜなら野村證券の株式調査部ならイエスだけど、野村證券の営業と大和証券の株式調査部なら、間違いなく後者を選んだからです。「就職先は会社ではなく仕事で選ぶという風潮が、いよいよ日本にも広まっていく」
これは、従来の就職=企業選びという常識から考えると、革命的な変化だと感じています。
ワンキャリアが毎年3月に出している「東大京大 就活人気ランキング」の結果や、別アンケートで取った「企業選びで重視すること」の回答結果を見ると、この革命がすでに起こり始めていることも読み取れます。
現在進行形で就活をしている学生の皆さんはもちろん、勤め先の採用活動にかかわっている大人の方々も、見逃せない“変化の兆し”をぜひ読んでみてください。