「いま買って、後で支払う」若者の間で「フレキシブル消費」が流行している深いワケ
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BNPLというとカッコいい響きがありますが、所詮高い手数料がかかるクレジットカード払いとほぼ同じこと。今は中学校でリボダメと教えられています。手数料が高いので、翌月払い以外はよく考えて利用することが大切です。
これまでのように「定職に就き、持ち家がある」などの杓子定規な信用判断ではなく、これまでの支払い履歴などの行動データから信用が付与できるようになりました。
技術の力で、支払いの選択肢が増えたことで、何かを欲しい時に即座に買えて利用できるようになった効用は高いはずです。
ただし、一方で前払いの使い過ぎによって金利が常に発生する状態になると、負担も大きくなっていくので、効用と負担のバランスをとった判断が消費者には求められています。要するに「フレキシブル消費」とは、
・企業側が借金のイメージを消費者に持たれないように作った呼び方の借金方法。
・中身は与信体系と支払い方法が従来とは異なる短期の借金。
ですね。
企業が促進するということは、企業側が圧倒的に儲かるということ。消費者の懐を暖める仕組みではない(むしろ逆)ことを強く意識する必要があるということでしょう。