財源がないから小学校を潰す…地方で進む「学校統廃合」の知られざる現実
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正直箱物とかに金かけすぎよ。さっさと統廃合して通うの大変ならリモートとかも取り入れて、というかコンパクトシティ化しなよって思うし。
地方自治も、省庁上がりに牛耳られないように。
注意しなければならない。このところ、地方自治体の首長に、省庁出身の役人が立候補する場面が増えている、ように感じる。ま、立候補するのは自由なのだが、そのキャリアと肩書きに頼ってしまう有権者の意識も大丈夫なのかと心配になる。
役人がいけない訳ではないが、このままソレが進めば、地方自治体の首長の座も、まるで天下る先のようになりはしないか。まして、この記事を読むと、なんか「許せない」気分になってくる。
有権者よ、地位と肩書きに騙されないよう、その人物をしっかり見極めて投票しよう。福山市の現状を調べてみましたが、全学年で10人以下しかいないような学校も散見されます(①)。
子供達にとって、自分の学年に自分しかいないような環境は、教育の場としてふさわしいのでしょうか?それでも、小規模教育の魅力があり、地域のために残すべきなのでしょうか?地域外の人からしても、そのような教育環境に自分の子供を預けたいと思うでしょうか?
自分のポジションは全てNOです。
同じ学年同士でのコミュニケーションも教育のひとつの要素と考えています。それこそ、全国レベルで目立つような教育環境でない限り、わざわざ児童数の少ない学校に地域外から我が子を預けたいと思う親はいないでしょう。
学校再編の話しは、児童数が少な過ぎて教育環境として望ましくないという問題もあり、加えて少人数の児童のための教員人件費だけでなく施設の維持管理コストも当然過剰にかかります。施設を残し続けるなら、将来的には耐震改修などの大掛かりな工事も必要となるでしょう。(施設の維持管理費は所有者である市区町村の負担となります)
今回のケースの詳細は分かりませんが、学校には地域の重鎮の方々の思い出が詰まっている(又は隣接地域とのメンツ等がある)ことから、学校再編を進めると、大抵の場合非常に苛烈な反対に晒されます(「地域の声」として重鎮の高齢者の声が上がるケースもあるとかないとか。地方ですと、若いママさんは声を上げにくかったりもしますし…)。なので、学校再編に取り組まれる首長は、むしろ相当の危機感や使命感を持たれていないと出来ません。
①: https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/life/121047_343925_misc.pdf