アップルを世界初の収益1兆ドル企業に押し上げる「6つの武器」
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凄いんやけどね。その一方で製品を実際に作ってる企業は利益率が数%なんよね。それを「そんなモン」と言い切るか、「搾取」と見るか。恐らく同じような生産委託は国内では無理。つまり株価も利益も全て海外で低い収益でさせれてるから。ええ事づくめではない。
Appleの製品やサービスの最も強いところは、ユーザに対してエシカルであることと、それを実現できるための独立性を維持するために費やされる資本力です。それが製品やサービスの価値の本質であり、価格に反映されているものの正体です。よく判らない方は特に2000年以降のテック業界を製品からプロモーションまでよく観察してみて下さい。
皆さん結構ポジティブな勘違いをされている人が多いですが、元々テック業界は中国の改革開放を背景に製品が世に溢れるようになった業界です。今ではそんな事もないでしょうが、当時の米国内のメーカーやブランド企業の多くは中国での製造工程についてエシカルなものを一切求めていませんでした。何故なら安かったからです。安いままでいて欲しかったからです。
一方Appleは製造プロセスにも自分たちと同じ倫理観を持つように求めました。当初の軋轢はゴシップにもなりましたが、結果ご覧じろ、鴻海やTSMCという押しも押されぬ世界のファブリケーションカンパニーが育ったのはAppleのお陰と誰もが疑う余地が無いでしょう。
これは僕個人の妄想ですけど、Appleが育て上げた産業は台湾海峡の安全保障に少なからず寄与してるとさえ言えると思いますよ。アメリカの評論家ってこういう比喩まで銃なのか…
それはともかく、AAPLは今年も少しずつ買い増します。
i14は凄いことになりそう。心配なのはドル高。
