プラスチック新法施行、クリーニング業界の対応は? 衣類用ハンガーやポリ包装が対象
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現行の容器包装リサイクル法では、クリーニング店のハンガーやクリーニングされた衣料を包むプラ袋は再資源化の対象となっていませんでした。よってクリーニング業界の使い捨てプラスチック対策の本格化は、これからの伸び代が期待されます。
プラスチック資源循環促進法を受けてのハンガー回収率は今後伸びる兆しがあり、再生材利用率も増していくでしょう。最も課題の多い部分は、循環というよりもリデュースであると考えます。
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニング事業者のための プラスチックハンガー & ポリ包装 資源循環ガイドブック」では、衛生効率面でポリ包装使用はどうしても必要なものであり顧客には理解してもらうしかないというような位置付けをしていますが、だからこそ全く新しい視点のイノベーションに期待したいところです。
本記事で紹介されているような、工場の出荷時や店舗の受け渡し時に簡単に衣類から外すことができる再利用可能なハンガーのような、リデュースに繋がるアイディアは、今後いっそう求められ、商機に繋がりやすいのではと思います。
「クリーニング事業者のための プラスチックハンガー & ポリ包装 資源循環ガイドブック」
https://www.zenkuren.or.jp/wp-content/uploads/2022/02/plasticguidebook.pdf4月1日に施行される「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」で、衣類クリーニング業界の対応が紹介されています。
たしかに、クリーニングに出すと保護プラスチックやハンガーなど、プラ製品が多い印象。業界全体で新素材の開発など、新しいことを始めるきっかけになると良いですね。